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動物実験代替法として開発された感作性試験法 h-CLAT試験受託サービス

掲載日情報:2022/04/14 現在Webページ番号:69787

カマクラテクノサイエンス /
(株)鎌倉テクノサイエンス
[メーカー略称:KTS]

h-CLAT(human Cell Line Activation Test)法は動物実験代替法として開発された感作性試験法です。THP-1細胞(ヒト単球由来細胞)の細胞表面に発現するCD86およびCD54を染色し、その発現量をフローサイトメトリー(FACS)で測定して感作性を評価します。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。


試験方法

用量設定試験

■細胞生存率が75%となる被験物質濃度(CV75)の算出

  1. THP-1細胞に複数濃度の被験物質を添加し、24時間培養します。
  2. MTT試薬を添加し、細胞生存率を測定して、CV75を算出します。

本試験

■方法

  1. THP-1細胞に複数濃度の被験物質を添加し、24時間培養します。
    濃度:CV75×1.2から公比1.2で8濃度
  2. 細胞を回収し、抗体および7-AADを添加し、FACS測定をします。
    抗体:抗CD86抗体、抗CD54抗体、マウスIgG1

■データ解析

  • RFI(%)=(被験物質処理MFI - 被験物質処理Isotype control MFI)/(被験物質未処理MFI - 被験物質未処理Isotype control MFI)×100

MFI;(Geometric)Mean Fluorescence Intensity

■陽性判定基準

  • CD86 RFI > 150%
  • CD54 RFI > 200%

3回の実験のうち、いずれか一方の抗体で基準を超えるRFI値が2回以上ある場合、陽性と判定します。


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基本納品物

  • 報告書

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