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測定結果を25,000検体以上のデータベースと比較が可能です 野菜の抗酸化力などの分析受託サービス - 野菜の健康診断

掲載日情報:2020/06/19 現在Webページ番号:69328

株式会社メディカル青果物研究所の提供する、野菜や果物等の農産物を対象とした測定受託サービスです。Brix糖度・ビタミンC含量・抗酸化力(DPPH法による測定)・硝酸イオン含量の4項目を測定し、野菜の持つ付加価値を数値化、データベースと比較します。

野菜イメージ

「野菜の健康診断」の測定項目

データベース平均値とサンプルの比較

25,000検体以上の測定値を有する野菜のデータベースがあり、お客様のサンプルを データベースの平均値と比較できます。

果物の測定も承りますが、野菜よりデータベース上のデータ数が少ない傾向があります。またレモン、グレープフルーツ、オレンジ、アボカドなど、国産品より、輸入品のデータが多い品目があります。


ほうれん草の測定データ

ほうれん草の各月ごとの、抗酸化力、糖度、ビタミンC含量、硝酸イオン含量の測定データ。季節により大きく変動している。



(1) 抗酸化力(植物ストレス耐性力):窒素代謝(同化)や糖代謝の指標

野菜の持つ様々な水溶性抗酸化物質の総合力をDPPH法により測定します。抗酸化物質は、紫外線などによる植物体の酸化ストレスに応答して生成され、植物体を守る働きをしています。これらは植物の2次代謝産物(フィトケミカル)として、1次代謝産物であるアミノ酸や糖(炭水化物)などから合成されます。

(2) Brix糖度:光合成の指標

光合成が適切に行われている野菜では、糖分(炭水化物)の蓄積が十分に行われ、糖度が高くなると考えられています。

(3) ビタミンC含量:糖代謝の指標

野菜は光合成により糖分(炭水化物)を生成します。ビタミンCは糖より合成されることが知られています。

(4) 硝酸イオン含量:窒素代謝(同化)の指標

硝酸イオンは野菜にとって大切な窒素源ですが、アミノ酸、タンパク質に合成していく過程が妨げられると、植物体内に蓄積します。硝酸イオン濃度の低い野菜は、窒素代謝が上手くできている健康な野菜といえます。旬の野菜の値を参考に、窒素代謝がきちんと行われているかどうかを比較します。



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分析報告書例

トマトの分析報告書例

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ご注文方法/納期/価格

ご依頼の内容に応じてお見積もりします。詳細は、当社受託・特注品業務担当までお問い合わせ下さい。



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