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スピードコンジェニックマウス作製受託サービス

掲載日情報:2016/01/25 現在Webページ番号:690

遺伝子改変マウスを129系統やBALB/c系統で作製した場合、遺伝的背景を変えるため戻し交配(バッククロス)を行う必要があります。
全染色体に約20 cMごとに設定したマイクロサテライトマーカーの解析により、レシピエント系統へのホモ置換率を判定し、最もホモ置換率の高い(レシピエント系統への置換が進んでいる)個体を選択し、次世代の作出に使用することで、通常、3~5年/10世代以上かかるバッククロスを、およそ1年半/5~6世代に短縮することができます。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。


特長

  • およそ1.5年でコンジェニック系統を樹立します。
  • 129、BALB/c、CBA、DBAとC57BL/6について、マイクロサテライトマーカーを設定しています。
  • マイクロサテライト解析のみの受託も可能です。

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スピードコンジェニックの概要

スピードコンジェニックの概要

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価格

スピードコンジェニック

世代作業内容移植レシピエント匹数/
解析マーカー数
標準工期価格
N1世代IVFによる増産とPCRジェノタイピング15匹4か月922,000円
マーカー解析不要
戻し交配の最初の産子は、ヘテロ接合のため置換率が50%であることから解析は不要
0種
N2世代産子♂2匹を用いたIVFによる増産とPCRジェノタイピング15匹4か月922,000円
♂15匹のゲノムDNAを約85種のマイクロサテライトマーカーで解析約85種1.5か月650,000円
N3世代IVFによる増産とPCRジェノタイピング15匹4か月922,000円
♂15匹のゲノムDNAを約30種のマイクロサテライトマーカーで解析約30種1.5か月300,000円
N4世代IVFによる増産とPCRジェノタイピング15匹4か月922,000円
♂15匹のゲノムDNAを約10種のマイクロサテライトマーカーで解析約10種1.5か月150,000円
N5世代IVFによる増産とPCRジェノタイピング15匹4か月922,000円
♂15匹のゲノムDNAを約4種のマイクロサテライトマーカーで解析約4種1.5か月120,000円
N6世代IVFによる増産とPCRジェノタイピング15匹4か月922,000円
♂15匹のゲノムDNAを約2種のマイクロサテライトマーカーで解析約2種1.5か月80,000円

本モデルケースでは各世代の作製をIVF(体外受精)での実施で想定しているため、♂マウスは12週齢で使用することとなります。そのため、通常のIVF増産における工期・費用と異なります。
解析に供する♂マウスの匹数は(株)トランスジェニックが最も効率的であると考える匹数での記載です。上記より少ない匹数での解析実施も可能です。
本モデルケースで要する世代数はあくまで理論値です。各世代における置換率次第により世代が前後する可能性があります。


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