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FABP6(Fatty Acid-Binding Protein 6)定量キット Ileal FABP (FABP6) ELISA Kit
掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:68985
ヒト試料中のFABP6(Fatty Acid-Binding Protein 6)タンパク質を、サンドイッチ法により比色定量するELISAキットです。
標準曲線の例
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FABP6(Fatty Acid-Binding Protein 6)とは
FABP6は、FABP(Fatty Acid-Binding Protein)ファミリーに属するタンパク質です。回腸の腸細胞で高度に発現し、卵巣、胎盤、および副腎の黄体細胞では発現の度合いが比較的低くなっています1,2,3。FABP6は、回腸上皮細胞において胆汁酸の細胞内トランスポーター(輸送体)として機能し、コレステロールの代謝を助けます4。また、卵胞破裂に必要な顆粒膜細胞の分化に重要な役割を果たします。
FABP6は様々ながんにおいてバイオマーカーとして期待されています。FABP6の発現は、正常上皮よりも原発性大腸がんおよび腺腫で高くなっていますが、リンパ節転移では劇的に減少します。FABP6の発現が高い腫瘍は、右結腸よりも左結腸に多く見られ、腸壁への浸潤は浅く、腫瘍のサイズは小さくなっています4。FABP6発現の増加は、前立腺がん、膀胱がん、および腎細胞がんで説明されています5。
参考文献:
- Duggavathi R, et al., J. of Reproduction and Development, 61(3):237~240(2015).
- Smathers RL, Petersen DR, J. of Human Genomics, 5(3):170~191(2011).
- Ono T, Odani S, J. of Proceedings of the Japan Academy Series B., 86(3):220~228(2010).
- Ohmachi T, et al., J. of Clinical Cancer Research, 12(17):5090~5095(2006).
- Tölle A, et al., J. of BMC Cancer, 11(302):(2011).
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特長
- 測定動物種:ヒト
- 測定試料:血清、血漿(EDTA、クエン酸、ヘパリン処理)、糞便*
- 測定範囲:31.25~2,000 pg/ml
- 感度:13 pg/ml
- 検出方法:呈色
- 測定波長:450 nm(補正波長:630 nm)
- アッセイ数:96 well
- 総アッセイ時間:3.5時間未満
- 研究分野:腫瘍学、生殖
* 糞便試料の場合、別途抽出操作が必要です。詳細はお問い合わせ下さい。
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キット内容
- Antibody coated microtiter strips
- Biotin labelled antibody conc.
- Streptavidin-HRP conjugate
- Master standard
- Biotin-Ab diluent
- Dilution buffer
- Wash solution conc.
- Substrate solution
- Stop solution
※ 測定にはマイクロプレートリーダーが必要です。
※ キットに糞便試料用の抽出試薬は含まれていません。お問い合わせ下さい。
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価格
[在庫・価格 :2024年05月06日 00時00分現在]
[在庫・価格 :2024年05月06日 00時00分現在]
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