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DNA修復タンパク質RAD51の活性化因子 RS-1

掲載日情報：2020/06/12 現在Webページ番号：68754

ケイマン ケミカル /
Cayman Chemical Company
[メーカー略称：CAY]

RS-1は、DNA修復タンパク質RAD51の活性化因子であり、CRISPR介在性ノックイン効率の向上にも有用です。

※本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

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RS-1とは

RS-1は、DNA修復タンパク質RAD51の活性化因子であり、ヒトRAD51では他の補助因子の存在により、Kd=48～107を示し、ヒトRAD51.1の相同同化活性を少なくとも5～11倍増強します1。また、RS-1は、CRISPRを解したゲノム編集における強力なエンハンサーでもあり、相同組換え修復（HDR：homology directed repair）を3～6倍向上させます2。RS-1は、in vitroおよびin vivoにおいて、CRISPR介在性ノックイン効率の向上に用いられています2,3,4。

参考文献

  1. A chemical compound that stimulates the human homologous recombination protein RAD51
    Jayathilaka, K., et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 105(41), 15848～15853 (2008). [PubMed：18840682]
  2. Nuclear domain 'knock-in' screen for the evaluation and identification of small molecule enhancers of CRISPR-based genome editing
    Pinder, J., et al., Nucleic Acids Res., 43(19), 9379～9392 (2015). [PubMed：26429972]
  3. CRISPR RNA-guided FokI nucleases repair a PAH variant in a phenylketonuria model
    Pan, Y., et al., Sci. Rep., 6, 35794 (2016). [PubMed：27786189]
  4. RS-1 enhances CRISPR/Cas9- and TALEN-mediated knock-in efficiency
    Song, J., et al., Nat. Commun., 7, 10548 (2016). [PubMed：26817820]

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    化合物情報

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    品名RS-1
    商品コード21037
    IUPAC4-bromo-N-(4-bromophenyl)-3-[[(phenylmethyl)amino]sulfonyl]-benzamide
    CAS No.312756-74-4
    構造式 RS-1構造式
    化学式C20H16Br2N2O3S
    分子量524.2
    純度≧95%

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    [在庫・価格 ：2024年04月25日 16時35分現在]

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    RS-1
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    DNA修復タンパク質であるRAD51のアクチベーター（Kd＝48～107 nM，コファクター存在下）。hRAD51の相同組換え活性を少なくとも5～11倍向上させる。また，CRISPRを介在したゲノム編集の強力なエンハンサーであり，相同組換え修復（HDR）を3～6倍向上させる。In vitroおよびin vivoにおけるCRISPR介在性のノックイン効率向上に用いられる。M.W.：524.2，純度：≥95%，化学式：C20H16Br2N2O3S
    CAS No：312756-74-4
    法規制等
    保存条件 -20℃ 法規備考
    掲載カタログ ニュース2022年9月15日号 p.28
    ニュース2021年6月15日号 p.35

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    （テクニカルサポート 試薬担当）

    reagent@funakoshi.co.jp

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