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イノシン測定キット CELL BIOLABS社 Inosine Assay Kit

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:68745

試料中の総イノシン量を蛍光法により測定するキットです。

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inosine検量線

イノシンの検量線


イノシンとは

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イノシンとは

イノシンの構造と主な機能

イノシン一リン酸は、イノシン一リン酸デヒドロゲナーゼによって酸化され、プリン代謝における重要な前駆体であるキサントシン一リン酸を生成します。

イノシンの生理活性作用と適用分野

イノシン一リン酸デヒドロゲナーゼの阻害物質として作用するミコフェノール酸モフェチルは、多発性血管炎を伴う肉芽腫症を含む多数の自己免疫疾患の治療に使用されています。イノシンはまた神経保護特性を有することから、軸索結合の再配線を増強するので、脊髄損傷および脳卒中後の両方で投与するよう示唆されています。イノシンは、天然の抗酸化物質およびペルオキシナイトライトスカベンジャーであると考えられている尿酸への変換を誘導し、多発性硬化症(MS)患者にも有効です。パーキンソン病患者のイノシン治療では、臨床試験において疾患の進行を遅らせることが示されています。


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測定原理

試料中のイノシンは、プリンヌクレオシドホスホリラーゼ(PNP)によってヒポキサンチンに変換し、そのヒポキサンチンをキサンチンオキシダーゼ(XO)によってキサンチンと過酸化水素に変換します。最後に、生成した過酸化水素を高特異的な蛍光プローブで検出します。HRPは、プローブと過酸化水素間の反応を触媒し、それらは1:1の比率で結合します。キットに含まれているInosine standardを用いて作成した検量線から、試料中のイノシン濃度を決定します(下図参照)。

測定原理


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特長

  • 測定試料:血清、血漿、尿、細胞培養上清、細胞/組織ライセート
  • 測定方法:蛍光
  • 測定波長:励起 530~570 nm/蛍光 590~600 nm
  • 測定範囲:0.313~20μM
  • 検出限界:300 nM
  • アッセイ数:96 assays

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キット内容

  • Inosine standard
  • Assay buffer
  • Fluorometric probe
  • HRP
  • Purine nucleoside phosphorylase
  • Xanthine oxidase

測定には蛍光マイクロプレートリーダーが必要です。
キットには蛍光測定用96well 黒色マイクロプレートは含まれていません。別途、ご用意下さい。

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価格

[在庫・価格 :2024年04月20日 19時55分現在]

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詳細 商品名
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納期 文献数
Inosine Assay Kit
1週間程度 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
法規制等
保存条件 室温,-20℃,暗所保存 法規備考
掲載カタログ

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Inosine Assay Kit

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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