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フローサイトメトリー用細胞分散試薬 Happy Cell ASM for Flow Cytometry

掲載日情報:2019/05/07 現在Webページ番号:68718

フローメトリー(FCM)においては、時間経過による細胞の沈降が、しばしば実験結果に悪影響を及ぼします。本製品は、この問題を回避するために開発されたフローサイトメトリー用細胞分散試薬です。

スフェロイド培養などの三次元培養が行える特殊な液体培地Happy Cell ASMについては、こちらをご覧下さい。

製品外観

使用例

使用した細胞分散媒の種類 測定条件
T=0
(静置前)
T=60
(60分間静置後)
Base Media
(PBS)
Base Media
Happy Cell ASM
for flow cytometry
HCASM for FCM

HuT 78細胞をBase Media(PBS)およびHappy Cell ASMフローサイトメトリー試薬(1×)に懸濁した。 懸濁液を60分間静置し、静置前(T=0)と静置後(T=60)の細胞数をフローサイトメーターで比較した。Base Mediaのみの場合では、細胞数は60分のインキュベーション後に顕著に減少した。一方、本製品を用いた場合は、静置前後で細胞数の変化は見られなかった。



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Happy Cell ASM中での試料分散のデモンストレーション動画

Happy Cell ポリマー添加(右)/非添加(左)の生理食塩水溶液を作り、目印としてアルミ箔を加えたものを用意した。
両方の液体とも、シェーカー上で揺り動かしているときは、純水に近い類似した粘度を持っている。
しかし静止したときには、Happy Cell ASMは「非ニュートン流体」の特性を示し、液体でありながら 固体ゲル中のように箔片は沈降しない。



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特長

  • PBSで2倍希釈して使用します。
  • Mg2+やCa2+は含まれていません。
  • グルコース、EDTA、血清、BSAなどの添加物を加えて使用することができます。
  • 本製品を用いた細胞懸濁液中では、それぞれの細胞の本来の大きさが保持されます。
  • 調製試料を懸濁後、FCM解析やソーティングに使用できます。
  • 懸濁試料中の細胞沈降を抑制するため、FlowRateが安定し、長時間のソーティングや解析にお勧めです。

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価格

[在庫・価格 :2024年04月26日 14時15分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
Happy Cell ASM Flow Cytometry Reagent
2~3週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
細胞懸濁液の細胞沈降を抑制する試薬(PBSベース)。細胞サイズの分布を維持したままフローサイトメトリーにかけることが可能になる。
法規制等
保存条件 4℃,凍結禁止 法規備考
掲載カタログ ニュース2019年4月1日号 p.22

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[在庫・価格 :2024年04月26日 14時15分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。

Happy Cell ASM Flow Cytometry Reagent

文献数: 0

説明文 細胞懸濁液の細胞沈降を抑制する試薬(PBSベース)。細胞サイズの分布を維持したままフローサイトメトリーにかけることが可能になる。
法規制等
保存条件 4℃,凍結禁止 法規備考
掲載カタログ ニュース2019年4月1日号 p.22

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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