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完全成功報酬制のマウス・ラットのモノクローナル抗体作製受託サービス 腸骨リンパ節法モノクローナル抗体作製受託サービス

掲載日情報:2018/10/10 現在Webページ番号:67914

重井医学研究所より特許ライセンスを受けた腸骨リンパ節法で高品質のモノクローナル抗体を短期間でご提供致します。マウスおよびラットの免疫から、細胞融合・スクリーニング・クローニング・抗体提供までを代行します。受託の内容によっては、知財・権利の完全譲渡および機密保持契約書を取り交わします。
本サービスでは、お客様のご満足いただける「使える抗体」をご提供するため、スクリーニングしたハイブリドーマで「使える抗体」を得ることが出来なかった場合、スクリーニングをご納得いただけるまで繰り返し続けます。

受託サービスの流れ

1. 抗原デザイン

  • 抗原のデザインは、ご相談の上、決めさせていただきます。
  • タンパク質抗原をご提供の場合、必要抗原量は、基本的に1個体あたり100~400μg程度です。
  • (合成)ペプチド抗原の場合、キャリアタンパクとしてKLHを用います。

2. 免疫

  • 通常、BALB/Cマウスを用います。ただし、お客様のアプリケーションに最適な動物(マウスあるいはラット)系統についてはご相談致します。
  • 腸骨リンパ節法(短期免疫法)や通常免疫法(別表)で行います。

3. 細胞融合

  • 細胞融合は、実績のある専門家が行います。

4. スクリーニング

  • 通常、ELISA法で行い、その後、ウエスタンブロットや免疫染色法など使用目的に応じて確認致します。

5. クローニング

  • 最適なクローンを限界希釈法にてクローニングします。

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腸骨リンパ節法の特長

  • 通常法よりも多様な抗体が得られますので、優れたクローンが得られる可能性が増します。
  • 納期の短縮が可能です。陽性クローンの樹立まで最短で1.5~2ヶ月程度となります。したがって抗体の受託からお引渡しまで2~3ヶ月で行うことができます。

通常法と腸骨リンパ節法の比較(マウスの場合)

 通常法(脾臓リンパ球法)腸骨リンパ節法
抗原量通常300~400μg100~400μg
免疫回数数回(通常3~4回)通常1回
リンパ球細胞脾臓から腸骨リンパ節から
リンパ球の数~1x1081x108~3x108
ポジティブクローン出現率従来法の5~6倍
免疫から細胞融合まで1.5~2ヶ月2~3週間
抗体樹立まで3~4ヶ月1.5~2ヶ月


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納品

  • 無血清培地による上清、およびハイブリドーマを納品致します。
  • 納品後の大量培養や抗体精製も受託可能です。
  • 抗体の酵素標識や蛍光修飾なども受託可能です。

バイオアカデミア(株)は受託する抗体作製における動物免疫実験にあたって、「動物愛護および管理に関する法律」を遵守します。そのため腹水での抗体生産は行いません。

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価格

  • 価格は個別にお見積いたします。
  • 抗体の商品化や、共同研究者様への配布・譲渡など用途はお客様の自由ですが、知財・権利の完全譲渡は受託価格に反映されます。知財・権利の完全譲渡を希望されない場合は、ご依頼時にお知らせ下さい。ご依頼内容に応じてお見積いたします。

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ご注文方法

詳細につきましては、当社受託・特注品担当(下記参照)までお気軽にお問い合わせ下さい。

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