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リポソーム表面にマレイミド基が付いているリポソームカプセル化キット Lipocapsulater FD-S MA <リポカプセレーター FD-S MA>

掲載日情報:2018/06/21 現在Webページ番号:67867

ヒュギエイアバイオサイエンス /
ヒュギエイアバイオサイエンス(片山化学工業(株))
[メーカー略称:HYG]

お手持ちの化合物をご自身で内包化していただくための検討用キットです。
リポソーム表面にマレイミド基が付いているため、チオール基を有する任意の化合物を修飾することが可能です。
DDS、化合物の分散化、リガンド評価、イメージング、バイオアッセイの検討に有用です。
従来製品Lipocapsulaterについては、こちらをご覧下さい。

マレイミド基 チオール化合物の反応機構

マレイミド基とチオール化合物の反応機構

使用例の概略

リガンドの修飾&脂溶性蛍光色素内包リポソームの調製

リポソームの調製

抗体修飾 蛍光色素内包リポソームの調製例

  1. Lipocapsulater FD-S MAに10 mM HEPES buffer pH7.2 (5 mM EDTA 含有) 1 ml を添加しリポソームを調製する。
  2. リポソーム溶液に対して1/50量の5 mg/ml DiO (in DMSO) を添加し3分撹拌する。
  3. 調製した蛍光リポソーム溶液400μl に還元化したブタIgG抗体*1 400μgを添加し撹拌する。
  4. 10 mM HEPES buf pH7.2 (5 mM EDTA含有) で限外ろ過*2を行い、未修飾物及びDMSOを除去する。

*1 抗体の還元化は、2-メルカプトエタノールを用いて処理します。(処理後は2-メルカプトエタノールを限外ろ過等で除去)
*2 分画分子量300 kDaの遠心式限外ろ過ユニットや透析膜を用いて除去が可能です。

調製したリポソームの物性確認

蛍光色素 DiO   脂溶性蛍光色素 DiO
分子式:C5H85ClN2O6
分子量:881.72
励起波長:484 nm
蛍光波長:501 nm
セルアッセイに用いられる脂溶性の蛍光物質


アプリケーション例

こちらから、Lipocapsulater FD-S MAのアプリケーション例をご覧いただけます。


試料 抗体濃度*3(mg/ml) 脂質濃度*4(mg/ml) 抗体回収率*5(%)
DiO内包抗体修飾リポソーム 0.68 5.0 53

*3 抗体濃度:BCA法により算出
*4 脂質濃度:酵素法にてコレステロールを定量し総脂質量に換算
*5 抗体回収率=抗体量/初期添加抗体量より算出
各分析結果は社内評価におけるデータです。

チオール化合物の反応機構

蛍光スペクトル確認

チオール化合物の反応機構

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Lipocapsulater FD-S MA
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法規制等
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掲載カタログ ニュース2019年8月15日号 p.18
ニュース2018年7月1日号 p.39

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Lipocapsulater FD-S MA

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(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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