ブロットから抗リン酸化抗体のストリッピングに最適です! Phospho Antibody Stripping Solution
掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:67750
メンブレンにブロットされた結合したリン酸化抗体を、結合したタンパク質に影響なく剥離できます。その後、同じ抗体または異なる抗体を用いてタンパク質をリプローブできます。
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※本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

左4G10リン酸化チロシン抗体の2回のストリッピング
抗リン酸化チロシン抗体(4G10)を用い、血清刺激COS-7細胞溶解物(15μg)のウェスタンブロットを行った。本製品を用いてブロットをストリッピングし、HRP標識二次抗体単独(Ctrl)または4G10一次抗体とHRP標識二次抗体(4G10)のいずれかで同ブロットをリプローブ後、ECL試薬で検出した。
※ フィルム露光時間
4G10ブロット:30秒間、コントロールブロット(Ctrl):30分間
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タンパク質のリン酸化-脱リン酸化と抗リン酸化タンパク質抗体
タンパク質のリン酸化-脱リン酸化は、遺伝子発現、細胞接着、細胞周期、細胞増殖および分化に関与する主要なシグナル伝達機構の1つで、タンパク質の機能や特性の調節を担っています。プロテインキナーゼにより、タンパク質の特定のセリン、トレオニンまたはチロシン残基がリン酸化されます。抗リン酸化タンパク質抗体を用いたウエスタンブロッティングは、シグナル伝達研究における一般的な手法となっています。
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特長
- メンブレンに結合したタンパク質にはほとんど影響なくリン酸化抗体をストリッピングできます。
- ストリッピングにより同一ブロットを繰り返し用いることで、コストと時間を節約できます。
- ストリッピングにより同一ブロットで数種の抗体による分析が可能です。
- 操作は室温で行うことができ、ブロットを加熱する必要ありません。
- 包装:10 ml(×75 concentration)
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参考文献
- Arthur, W.T., et al., Biol. Chem., 277, 42964~42972 (2002).
- Garcia-Mata R., et al., Methods Enzymol., 406, 425~437 (2006).
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FAQ
Q-1. Phospho Antibody Stripping Solutionは、ブロットから抗リン酸化チロシン抗体を除去する場合にのみ有用ですか?それとも他の抗リン酸化抗体にも使用できますか?
A-1. 本製品は抗リン酸化抗体に特異的ではありません。
pH変化に基づいた他社の抗体ストリッピング溶液とは異なり、本製品は、マススペクトログラフィーを用リン酸化ペプチドの精製に基づいて開発されました。
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価格
[在庫・価格 :2025年04月25日 20時55分現在]
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[在庫・価格 :2025年04月25日 20時55分現在]
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