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生細胞内の活性酸素種を蛍光測定するキット ROS Assay Kit

掲載日情報:2017/12/27 現在Webページ番号:67706

細胞透過性の蛍光プローブを使用して、生細胞内の活性酸素種(ROS:reactive oxygen species)産生を蛍光顕微鏡や蛍光プレートリーダー、フローサイトメトリーなどで検出できるキットです。

COS7接着細胞 FCM

本製品によるTBHP処理したCOS7接着細胞におけるROS産生の測定
(A):TBHP濃度依存的に上昇するROS産生を蛍光プレートリーダーで検出した。
(B):TBHP処理または無処理のCOS7細胞を本製品で染色し、フローサイトメトリーにより解析した。

特長

  • 細胞内に拡散した蛍光プローブDCF-DA(2’, 7’-Dichlorodihydrofluorescein diacetate)はエステラーゼによって脱アセチル化され、次いで速やかにROSによる酸化を受け強い蛍光を発するDCFへ変換されます。このDCFの蛍光を蛍光顕微鏡や蛍光プレートリーダーなどで検出します。
  • 接着細胞、浮遊細胞のいずれにも使用できます。
  • キットにはROS産生のポジティブコントロールとしてTert-butyl hydroperoxide(TBHP)が含まれています。
  • 3×96 well plate分の試薬が含まれています。
  • 測定波長:励起485 nm/蛍光535 nm

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使用例

蛍光顕微鏡像

TBHP処理した接着細胞であるNIH-3T3細胞またはHeLa細胞におけるROS産生を、本製品を使用して蛍光顕微鏡により検出した。

蛍光プレートリーダー

TBHP処理したJurkat T浮遊細胞におけるROS産生を、本製品を使用して測定した。TBHP濃度依存的に上昇するROS産生を蛍光プレートリーダーで検出した。

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操作法概略(接着細胞の場合)

  1. マイクロプレートに細胞を播種して培養する。
  2. PBSで2回洗浄し、培養液を除去する。
  3. DCF-DAを加えて暗所、37℃で30分間染色する。
  4. DCF-DAを取り除きPBSで洗浄する。
  5. PBSを加え、蛍光プレートリーダーなどで測定する。

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キット内容

  • DFC-DA in DMF
  • ROS buffer
  • Tert-butyl hydrogen peroxide(TBHP)

キットには蛍光測定用マイクロプレート(黒色プレートを推奨)は含まれていません。
測定には蛍光プレートリーダーまたはフローサイトメーターが必要です。

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価格表

[在庫・価格 :2024年05月03日 00時01分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
ROS DETECTION ASSAY KIT, 300 ASSAYS
10日程度 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
法規制等
保存条件 4℃,-20℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2018年10月15日号 p.24

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ROS DETECTION ASSAY KIT, 300 ASSAYS

文献数: 0

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掲載カタログ ニュース2018年10月15日号 p.24

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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