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MSでのタンパク質相互作用解析に用いるペプチドアレイ PRISMA作製受託サービス

掲載日情報:2021/12/28 現在Webページ番号:67397

質量分析(MS)によるタンパク質相互作用解析に用いるメンブレンタイプのペプチドアレイを作製する受託サービスです。タンパク質間相互作用は、シグナル伝達の特徴であり、制御機構を理解するための鍵です。JPT Peptide Technologies社は、ドイツMax-Delbrück-Center for Molecular Medicine(MDC)との協力でPRISMA(Protein Interaction Screen on Peptide Matrix)を開発しました。

PRISMAを用いた解析方法

PRISMA解析方法1 PRISMA解析方法2

  1. セルロース膜上に最長25アミノ酸残基のペプチドが合成されている。
  2. このセルロース膜を生体試料(細胞ライセートなど)とインキュベートすることで、可溶性タンパク質やタンパク質複合体をアフィニティ濃縮する。
  3. それぞれのペプチドスポットをパンチで切り出し、マイクロプレートの各ウェルに配置する。
  4. 各ウェルをトリプシン消化処理を行う。
  5. Peptide Matrixと相互作用するタンパク質を質量分析により同定し、定量する。

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特長

  • 翻訳後修飾(PTM:post-translational modification)を含む最長25アミノ酸残基のペプチドについて、多様な配列のものを同時に合成したものを納品します。
  • 生体試料を本アレイと反応させたものをMS解析することで、タンパク質相互作用を検出し、相互作用のパートナーとして同定することができます。
  • 多数のPTMや変異の調節効果を評価することができます。
  • タンパク質の定量が可能です。
  • 検証は、他のアフィニティ濃縮法、従来のイムノブロッティング解析、共起性との比較に基づいて行われています。

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PRISMAの適用

  • タンパク質間相互作用のパートナーの同定
  • インタラクト―ムの系統的探索
  • 翻訳後修飾の影響を検証
  • 配列の多様性がタンパク質相互作用に与える影響を検証
  • 細胞状態の比較
  • 複合体の同定
  • パスウェイのマッピング

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ご注文方法/価格

詳細は当社受託・特注品担当(下記参照)までお問い合わせ下さい。

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