微生物タンパク質に対する抗体を検出する受託サービス 微生物タンパク質マイクロアレイ受託サービス

微生物タンパク質に対する抗体反応性のプロファイルを取得する受託サービスです。福島事業では、独自開発したタンパク質スポット技術を利用し、微生物タンパク質マイクロアレイを開発しました。ヒトの病原微生物や常在微生物に対する抗体の評価が可能です。
※ 本受託サービスは、福島医薬品関連産業支援拠点化事業の成果となります。
※ 本受託サービスは、福島トランスレーショナルリサーチ機構で行われていたサービスが移管されたものです。
※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

タンパク質マイクロアレイ[拡大画像]

※ 搭載サンプルのリストは、こちらの『微生物タンパク質マイクロアレイ搭載サンプルリスト』をご参照下さい。

※ 解析の内容により、多めにご用意していただく場合があります。また、その他の体液についてはご相談下さい。

健常者血清、並びに市販抗インフルエンザウイルス抗体のプロファイリングの結果です。
各個人がどのウイルス株に対する抗体をもっているのか、また市販抗体がどのウイルス株に交差反応を示すのかを評価しています。

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新型コロナウイルス感染症回復者の血清中IgG、IgM、IgAの抗体プロファイリングの結果です。
各個人が新型コロナウイルスのどのタンパク質に対する抗体をもっているのかを評価しています。

新型コロナウイルス感染症回復者の多くが、スパイクタンパク質^*2に対する抗体をもっています。
一方で、RBD^*3に対するIgG抗体をもつ方は、一部に限られることが分かります。

*2 ウイルスの宿主細胞への侵入に関わる表面糖タンパク質。
*3 宿主受容体ACE2に結合するスパイクタンパク質上のドメイン。多くの中和抗体の認識部位として知られる。

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血中抗微生物抗体の抗体4クラスのプロファイリングの結果です。列がそれぞれの血清、行がそれぞれ微生物ライセイトを示しています。
赤：結合量が多い、青：結合量が少ない

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