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Anti-COVID-19 Spike Protein (RBD) Antibody
抗新型コロナウイルス（SARS-CoV-2 / COVID-19）組換え抗体 Anti-COVID-19 Spike Protein (RBD) Antibody
掲載日情報：2020/08/17 現在Webページ番号：67155
新型コロナウイルス（SARS-CoV-2 / COVID-19）の研究に有用な、Absolute Antibody社のSARS-CoV-2 Spike protein (RBD)に対する組換え抗体（リコンビナントモノクローナル抗体、Recombinant monoclonal antibody）をご紹介します。
Anti-COVID-19 Spike protein (RBD) Antibody（Sb#14）(#Ab02012-1.159)の特異性の検証例
ELISAプレートにSARS-Cov-2 Spike protein RBD-Fc Rabbit Fusion Protein (Pr00444; Absolute Antibody社)をプレコート（2.5μg/ml）し、1,000 ng/mlの3倍段階希釈したHRP標識Anti-COVID-19 Spike protein (RBD) Antibody（Sb#14）(#Ab02012-1.159)との結合濃度を測定した。
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特長
- 交差性：SARS-CoV-2 (COVID-19)
- 標識：未標識
- Human IgG1, IgG3, IgA, IgMフォーマット製品は、中和試験とコントロール抗体として使用できます。
- Rabbit IgG, Mouse IgG2b, Mouse IgMフォーマット製品は、検出、共標識アッセイおよびモデル動物を用いた研究などに使用できます。
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Absolute Antibody社組換え抗体の利点
● 精製度
Absolute Antibody社では、成分既知の無血清哺乳類発現系により組換え抗体を作製しているため、BSAやIgGの混入が起こりにくく、高純度（＞98％）の抗体を提供しています。
● 再現性と品質管理
ロットごとに製品の品質保証を行っています。ハイブリドーマ系を用いた場合のような遺伝的な変異は起こりえません。
● 産生時間の短縮
短期間で大量の組換え抗体を産生するため、多収量哺乳類発現系を用いています。
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Fc Silentについて
抗体のFc領域には、Fcレセプター（FcγR）結合部位や、補体（C1q）結合部位が存在します。これらの領域へのFcγRやC1qの結合は、それぞれ抗体依存性細胞障害（ADCC）や補体依存性細胞障害（CDC）の原因となっています。また、フローサイトメトリーや免疫組織染色において、非特異的な交差によりバックグラウンドが生じます。
Absolute Antibody社のFc Silent製品は、これらの結合部位に点変異を導入して、非特異的な交差を抑え、バックグラウンドを減少させています。また、抗体やFc融合タンパク質において、Fc領域の存在は血漿中半減期の延長をもたらしますが、Fc Silent製品はこの性質を損なっておりません。
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AbFab2フラグメントについて
Absolute Antibody社では、組換えによりFab2抗体を製造しています。AbFab2フラグメントと呼ばれる組換えバージョンは、ヒンジ領域の代わりに独自の二量体化モチーフを持っているため、フラグメントの安定性が向上します。夾雑フラグメントは生成されず、精製用のHisタグが付加されています。すべての組換え抗体と同様に、フラグメントは高純度で化学的に定義され、ロット間の再現性が保証されています。
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製品ラインナップと価格
改変された組換え抗体Human IgG1, Rabbit IgG, Human/Mouse IgMフォーマットのイメージ
商品コードをクリックすると価格表がご覧いただけます。
| フォーマット | 抗体の改変 | 品名 | |
|---|---|---|---|
| Anti-Spike Protein (RBD) Antibody [クローン：CV30] |
Anti-Spike Protein Antibody [クローン：CV1] |
||
| Human IgG1 | Fc Silent* | Ab02019-10.3 | Ab02018-10.3 |
| Human IgG1 | － | Ab02019-10.0 | Ab02018-10.0 |
| Human IgG2 | － | Ab02019-11.0 | Ab02018-11.0 |
| Human IgG3 | － | Ab02019-12.1 | Ab02018-12.1 |
| Human F(ab)2 | AbFab2 His-Tagged | Ab02019-10.7 | Ab02018-10.7 |
| Human Fab fragment | His-Tagged | Ab02019-10.6 | Ab02018-10.6 |
| Human IgA | － | Ab02019-16.0 | Ab02018-16.0 |
| Human IgM | － | Ab02019-15.0 | Ab02018-15.0 |
| Mouse IgG1 | － | Ab02019-1.1 | Ab02018-23.0 |
| Mouse F(ab)2 | AbFab2 His-Tagged | Ab02019-1.7 | Ab02018-1.7 |
| Mouse Fab fragment | His-Tagged | Ab02019-1.6 | Ab02018-1.6 |
| Mouse IgM | － | Ab02019-21.0 | Ab02018-21.0 |
| Rabbit IgG | － | Ab02019-23.0 | Ab02018-1.1 |
* この抗体は、FcγRへの結合を抑える点変異を含む、Absolute Antibody社独自のFc Silent改変Fcドメインを使用して作製されています（MEMO参照）。
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* この抗体は、FcγRへの結合を抑える点変異を含む、Absolute Antibody社独自のFc Silent改変Fcドメインを使用して作製されています（MEMO参照）。
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製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。