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抗体医薬の開発に必要な抗体の特異性確認試験 メンブレンプロテオームアレイ受託サービス

掲載日情報:2020/07/21 現在Webページ番号:67104

Integral Molecular社が有する6,000種類のヒト膜タンパク質を発現する細胞を含むメンブレンプロテオームアレイ(Membrane Proteome Array:MPA)を用いて、ご提供いただいた抗体の特異性を調べる受託サービスです。

メンブレンプロテオームアレイ(Membrane Proteome Array)受託サービスの概略図

抗体医薬の開発において、オフターゲット(Off-target)との結合は、軽度から重度の副作用、さらには死を引き起こす可能性があります。前臨床試験での安全性の不具合の75%は、オフターゲットとの結合が原因です。

メンブレンプロテオームアレイ(Membrane Proteome Array)

メンブレンプロテオームアレイ(Membrane Proteome Array)受託サービスの概略図

メンブレンプロテオームアレイ(Membrane Proteome Array)受託サービスの概略図

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受託サービスの例

  • お客様の抗体をスクリーニングし、標的およびオフターゲットとの相互作用を確認します(特異性プロファイリング)。
  • 特異性が不明な抗体をスクリーニングし、メンブレンプロテオームアレイ上のどのタンパク質と結合するかを特定します。
  • アレイ内のタンパク質の生物学的機能をスクリーニングし、新しい治療標的を発見することもできます。
  • CAR-T 細胞のin vitro 毒性評価にも使用できます。

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特長

  • ヒト膜プロテオームの94% 以上が含まれるアレイを使用します。完全長膜タンパク質の細胞ベースのプロファイリング用で最大のライブラリーです。
  • メンブレンプロテオームアレイに含まれるヒト膜タンパク質は、それぞれがヒト生細胞で発現しています。
  • 細胞ベースのプラットフォームのため、ネイティブなタンパク質の構造や翻訳後修飾を反映しています。
  • 未固定ヒト細胞を使用して、フローサイトメトリーにより高感度に検出します。
  • アレイ内の各タンパク質は、抗体、タンパク質、その他のリガンドによる結合について個別にスクリーニングできます。

メンブレンプロテオームアレイと他のマイクロアレイとの比較表

アレイの種類 Membrane Proteome Array Cell Microarray Protein Microarray
タンパク質数
(ユニークなタンパク質)
6,000(5,300) 5,500(4,500) 3,800
結合条件 未固定細胞 固定細胞 細胞ライセート
検出方法 フローサイトメトリー
(FCM)
免疫蛍光法
(IF)
結果の検証 結合曲線
(Dilution binding curve)
追加の検証が必要 ウエスタンブロット
期間 約4週間 約8週間 約3週間




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受託サービスの流れ

  1. 抗体(500μg)をメーカーへ送付する。
  2. メーカーにより、適切な検出条件を決定する。
  3. メンブレンプロテオームアレイで抗体をスクリーニングする。
  4. 滴定結合試験で特定された標的タンパク質を検証する。
  5. 結果のご報告

完全な解析結果と図表を含む最終レポートを4週間以内にお送りします。

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ご注文方法/価格

ご注文方法、お見積りなどの詳細は、下記の当社受託・特注品業務担当(下記参照)までお問い合わせ下さい。

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