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培養細胞の品質評価サービス C3チェック受託サービスPlus

掲載日情報:2022/01/20 現在Webページ番号:65424

C3チェックサービス(aCGH for Cultured Cell Check Service)は、培養工程(継代)における品質評価用アレイCGH法解析受託サービスです。

再生医療用細胞をin vitroで継代培養し臨床応用を目指すとき、ゲノムの構造変化を知ることが重要です。(株)DNAチップ研究所で開発したがん関連遺伝子領域に高密度にプローブを配置したカスタムアレイで、細胞培養時のゲノムコピー数変化を高解像度で検出します。細胞培養時におけるゲノムコピー数変化を高解像度でとらえることができます。

特長

  • カスタムアレイCGH解析による培養細胞の品質評価サービスです。
  • 培養工程(継代)におけるゲノムコピー数異常を高精度に検出します。
  • がん関連遺伝子領域の検出プローブ数を高密度に搭載しています。
    再生医療等評価部会提示の腫瘍関連遺伝子(1,675)にも対応したプローブデザイン。
  • 再現性のあるデータ解析を行うため、Dye-Swap(色素入れ替え実験)検証を実施します。

DNAチップ研究所はAgilent社のCertified Service Providerの認定資格を取得しています。

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サービス概要

  1. ゲノムDNAの抽出
  2. 試料のクオリティチェック
  3. ゲノムDNAのラベル化
  4. C3チェック実験・データ解析
  5. 検査レポートの作成

■作業概要

  1. DNAの品質確認(DNA Quality Check)を行う。
  2. 制限酵素を用いてゲノムDNAを断片化する。
  3. Random PrimerとExo-Klenow Fragmentを用いて断片化したゲノムDNAの相補鎖を合成する。
  4. コントロールとテストサンプルをそれぞれCy3、Cy5ラベル化をDye-Swapで行う。
  5. ハイブリダイゼーションを行い洗浄後、スキャナーにより蛍光を検出を行い
    蛍光強度を数値化してコピー数変化を生じたゲノム領域の検出を行う。
作業概要


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データ解析

  1. 生データ
  2. データの整形
  3. コピー数変化領域の検出

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納品物

本サービスは測定結果レポートのみのご返却となります。アレイ実験raw dataのご返却は行いません。

解析結果の例1 解析結果の例2

解析結果の例(画像をクリックすると拡大図をご覧いただけます)



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試料送付について

細胞数 試料送付方法
1×105以上 ①培養液を除き、PBSなどで洗浄して下さい。
②トリプシン処理を行い剥離させた細胞を回収します。
③遠心後できるだけ上清を取り除き、ペレットのみの状態として下さい。

お送りいただく試料はtest(継代培養後の細胞)とreference(培養初期の細胞)の2種類をご用意下さい。
試料は冷凍状態でご送付下さい。
試料量が実験の基準に満たない場合、試料の再送付をお願いすることがございます。

競合ハイブリダイゼーション

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ご注文方法/価格

詳細は当社受託・特注品担当(下記参照)までお問い合わせ下さい。

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