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マルチプレックス サスペンションアレイ Luminex®タンパク質定量受託解析サービス

掲載日情報:2016/11/11 現在Webページ番号:65350

Luminex® (マルチプレックスサスペンションアレイ)解析サービスは、血清、血漿、培養上清、細胞抽出液および組織抽出液に含まれるサイトカインやホルモンなど複数の因子を、Luminex®システムを用いて同時に定量する受託解析サービスです。ELISAより少量の試料、低コストで実験が可能です。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

Luminex® タンパク質定量受託解析サービスの特長

  • 数十種類のタンパク質を一度に測定可能です。
  • 1プレートで最大36試料(二重測定の場合)を同時に測定できます。
  • 測定する全てのタンパク質について検量線を作成するため、絶対定量が可能です。
  • 1試料中、ビーズ1色につき複数個(最低50個から100個程度)をカウントし、レポーター蛍光の蛍光強度の中央値を求めますので、より正確な定量実験が行えます。
  • ELISA法よりもダイナミックレンジが広く高感度です(ターゲットタンパク質によります)。
  • 動物種:ヒト、マウス、ラットなど
  • 試料タイプ:血清、血漿(EDTA処理)、培養上清、細胞抽出液、組織抽出液など
  • 試料量:1ウェルあたり40 μl(デュプリケート測定の場合80μl)
  • 納品物:解析報告書、解析データ(CD-R / DVD-R)

*使用パネルや反復回数により、必要試料量は変動します。 40 μl/ウェル以上(二重測定の場合は倍量の80 μl以上)をご提供いただければいずれのLuminexキットでも対応が可能です。

Luminex定量解析の測定プレート

用途例

  • わずかな試料量での多数のタンパク質の同時定量
  • マウスやラットなどの血中タンパク質スクリーニング
  • 研究対象となるタンパク質の絞り込み
  • 多数のタンパク質の安価な定量
  • タンパク測定装置導入前のデータ検証

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文献紹介

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Luminex® (マルチプレックスサスペンションアレイ)測定原理

Luminex1 Luminex2
(1)使用するビーズは2種類の蛍光色素の量比を変え、色分けされています (2)1種類のビーズには、1種類の捕捉用抗体が結合しています。
Luminex3 Luminex4
(3)抗原をキャプチャーさせた後、ビオチン化検出用抗体と反応させ、ストレプトアビジン-PEで蛍光ラベリングします。 (4)フローサイトメトリーの技術を利用し、Luminex200システムを用いてビーズを1つずつ検出します。

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ご注文方法

詳細は、当社受託・特注品担当(下記参照)までお問い合わせ下さい。

ご注意

  • 使用パネルや反復回数により、必要試料量(1ウェルあたり40μl)は変動します。
  • 試料は採取、抽出後、即座に凍結して下さい。
  • 凍結融解を繰り返した試料は避けて下さい。
  • 血清、血漿は出来るだけ溶血していないものをご用意下さい。
  • 培養上清の場合は、使用したメディウムを1プレートあたり2 ml程度同時にお送り下さい。
  • 細胞抽出液、組織抽出液の場合は、使用した抽出試薬を2 ml程度同時にお送り下さい。

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