HOME> 試薬> 免疫化学> フローサイトメトリー> フローサイトメトリー用検出キット> ProM2 MHC Class Ⅱ Monomer / ProT2 MHC ClassⅡ Tetramer
HOME> 試薬> 免疫化学> フローサイトメトリー> フローサイトメトリー用試薬> ProM2 MHC Class Ⅱ Monomer / ProT2 MHC ClassⅡ Tetramer

フローサイトメトリーによるCD4陽性T細胞の検出・定量に ProM2 MHC Class Ⅱ Monomer / ProT2 MHC ClassⅡ Tetramer

掲載日情報:2016/08/25 現在Webページ番号:65262

単一抗原特異的CD4陽性T細胞のフローサイトメトリーによる検出、定量、細胞分離および様々な疾病に関する免疫応答研究など、広範な用途に使用できるMHCタンパク質-抗原ペプチド複合体の単量体(ProM2 MHC Class Ⅱ Monomer)および4量体(ProT2 MHC Class Ⅱ Tetramer)です。

MHC Class Ⅱ Monomer MHC Class Ⅱ Tetramer
ProM2 MHC Class Ⅱ Monomer ProT2 MHC Class Ⅱ Tetramer

ProT2 MHC Class Ⅱ Tetramer使用例 ProT2 MHC Class Ⅱ Tetramer
(DRB1*07:01/PDDYSNTHSTRYVTV)を用いたCMV陽性/陰性ドナーのヒト末梢血単核細胞(PBMC)の測定。赤線部で囲まれたエリアのプロットの集団は、ProT2 Tetramerによって染色されたCD4+Tetramer陽性細胞を示す。
左:CMV陽性ドナーのPBMC
右:CMV陰性ドナーのPBMC
上:PtoT2 Tetramerあり
下:ProT2 Tetramerなし


ProImmue社のMHC Class Ⅰ/Ⅱ抗原ペプチド複合体の種類

ProImmue社の製品ラインナップには、今回ご紹介する単一抗原特異的CD4+T cell測定用のProT2 MHC Class Ⅱ Monomer / Tetramerのほかに、単一抗原特異的CD8+Killer T cell測定用のProT2 MHC Class Ⅰ Pentamerがあります。製品分類をクリックすると、詳細な製品説明がご覧いただけます。

標的細胞 MHCクラス分類 製品分類 カタログ製品/標識 カスタム
Unlabeled Biotin APC R-PE
CD8+ Killer T cells MHC Class Ⅰ Pro5 MHC Class Ⅰ Pentamer
CD4+T cells MHC Class Ⅱ ProM2 MHC Class Ⅱ Monomer
ProT2 MHC Class Ⅱ Tetramer


目次に戻る

ProM2 MHC Class Ⅱ Monomer / ProT2 MHC ClassⅡ Tetramerの特長

  • 単一抗原特異的なCD4+T細胞を認識するために、抗原特異的な機能分析を行うことができます。
  • フローサイトメトリーにより単一抗原特異的CD4+T細胞を高い感度かつ再現性で検出、定量できます。
  • ビオチン標識ProT2 Monomerは、ストレプトアビジンを介してAPC, R-PE以外の蛍光色素でも検出することができます。また、ストレプトアビジン標識磁気ビーズなどと組み合わせて使用することで、単一抗原特異的T細胞の濃縮・除去なども行えます。
  • MHCタンパク質-抗原ペプチド複合体と同じ配列の、MHCタンパク質が複合していない抗原ペプチドを別売りで購入できます(Matched Peptide)。このペプチドは、in vitro でのT細胞刺激実験に使用できます。
  • ISO9001認証を受けた品質システムにより、厳格な精製と品質管理の下で製造されています。
  • テスト容量:5μl/test*

* 1 testで約1~2×106 cellsのビオチン標識(ProM2 MHC Class Ⅱ Monomer)または蛍光染色(ProT2 MHC Class Ⅱ Tetramer)が可能です。使用条件によって最適使用量は異なりますので、ご使用に際して最適化を行うことをお勧めします。

ご希望のallele/peptideの組み合わせがカタログ製品にない場合には、受託合成も可能です。詳細は、こちらをご覧下さい。
測定にはフローサイトメーターが必要です。

目次に戻る

ProM2 MHC Class Ⅱ Monomer / ProT2 MHC ClassⅡ Tetramerのカバーする疾病研究領域

Allergy Aspergillus Autoimmunity
Bordetella Pertussis Cancer CMV
COVID-19 / SARS-CoV-2 EBV Factor VIII
HBV HCV HIV
HPV Influenza Malaria
Multiple Sclerosis Tetanus Therapeutic Antibodies
Tuberculosis Negative Helicobacter pylori
LCMV Listeria Model Antigens / Other
RSV West Nile Virus

目次に戻る

ProT2 MHC Class Ⅱ Monomer / Tetramerの種類と検索方法

  • ProT2 MHC Class Ⅱ Monomer(Biotin標識)を用いた検出・定量には、別売のStreptavidin R-PE(#KM2A/#KM2B)またはStreptavidin APC(#KM4A/#KM4B)や、他の蛍光色素標識ストレプトアビジンをご使用下さい。
  • 測定波長:
    R-PE:励起:480, 565 nm/蛍光:578 nm
    APC:励起:650 nm/蛍光:660 nm

検索方法

入力欄にペプチドコードやシークエンスをご入力下さい。候補が表示されますので選択し、検索ボタンを押して下さい。
オプションで、アリル、研究分野、標識、動物種をご選択いただけます。
オプション選択時に検索にヒットしない場合は、「指定しない」にして下さい。

ペプチドコード、シークエンス
アリル 研究分野 標識 動物種

目次に戻る

ProM2 MHC Class Ⅱ Monomer / ProT2 MHC ClassⅡ Tetramer受託合成

ご希望のallele/peptideの組み合わせがカタログ製品にない場合には、受託合成も可能です。Alleleに関しては、以下のリストからご選択下さい。詳細については、当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。

Alleleリスト

目次に戻る

お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。