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一酸化窒素(NO)測定キット Nitric Oxide Detection Kit
掲載日情報:2019/05/13 現在Webページ番号:64935
生体試料中の亜硝酸塩(Nitrite)を定量する*ことで、一酸化窒素(NO:Nitric oxide)濃度を間接的に測定する比色アッセイキットです。
一酸化窒素(NO)は、血管拡張、炎症、血栓症または免疫などの多くの生理学的プロセスに関与する重要なメッセンジャーおよびエフェクター分子です。
* Griess法

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測定原理
本製品では、リン酸中のスルファニルアミド(Sulfanilamide)およびN-α-naphthyl-ethylenediamineを使用します。酸性化したNO2-は、まずはじめにニトロソ化剤を生成し、さらにスルファニル酸と反応してジアゾニウムイオンを生成します。 次いでこのイオンはN-α-naphthyl-ethylenediamineと反応して、最終的に540~570 nmの吸光度で測定できるピンク色のアゾ染料を生じます。

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特長
- Griess反応に基づき、NO2-を直線的かつ安定した方法で検出する高感度キットです。
- 96ウェルプレートで500回分の試薬が含まれています。
- 測定試料:各種生体液(細胞培養液、血漿、血清、尿など)*
- 測定範囲:3.9~1,000μM
- 検出限界:2μM(125 pmol)
- インキュベーション時間:10分(室温)
- 検出方法:呈色
- 測定波長:540~570 nm
* フェノールレッドを含む細胞培養液は、比色検出を阻害するため測定できません。フェノールレッドを含まない培地で細胞を培養して下さい。
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キット内容
- Reagent 1 (sulfanilamide)
- Reagent 2 (N-α-naphthyl-ethylenediamine)
- Nitrite Standard
※ キットに96ウェルプレートは含まれていません。
※ 測定にはマイクロプレートリーダーが必要です。
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操作法概略
- 等量のReagent 1とReagent 2を混合し、NO Working Solution(NO-WS)を調製する。
- 試料、希釈したスタンダードまたはバッファー/培地(ブランクコントロール)をウェルに50μlずつ加える。
- NO-WSをすべてのウェルに50μlずつ加える。
- 暗所、室温(RT)で10分間インキュベートする。
- インキュベーション後、1時間以内に540~570 nmの吸光度を測定する。
- Nitrite Standardのウェルを用いて作成した標準曲線により、試料の一酸化窒素(NO)産生量を決定する。
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使用例

細胞培養上清中の一酸化窒素(NO)産生量の測定
NO阻害物質であるL-NAMEの存在下または非存在下で24時間、デキサメタゾン(1~50μM)で処理したJurkat T細胞上清中のNO産生量を測定した。遠心分離により浮遊細胞を除去後、50μlの細胞上清を試料とし、プロトコルに従って試験した。吸光度を標準曲線(図A)上にプロットして、産生されたNOの量を決定した(図B)。
その結果、デキサメタゾン(最大50μM)で処理したJurkat T細胞におけるNO産生量は用量反応関係を示した。また、50μMのL-NAMEを添加するとNO産生量は減少した。
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価格
[在庫・価格 :2025年04月26日 10時15分現在]
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Nitric Oxide Detection Kit, 500 Assays |
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[在庫・価格 :2025年04月26日 10時15分現在]
Nitric Oxide Detection Kit, 500 Assays
文献数: 0
- 商品コード:NOS0500
- メーカー:OZB
- 包装:1kit
- 価格:¥52,000
- 在庫:無(未発注)
- 納期:2~3週間 ※※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。
- 法規制等:
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