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COPD(慢性閉塞性肺疾患)モデルマウスによる薬効評価受託サービス

掲載日情報:2016/05/02 現在Webページ番号:64624

COPD(慢性閉塞性肺疾患)に近いモデルを受託作製し、評価試験を実施します。条件設定を事前にご相談させていただくことで、お客様のご要望にお応えします。

本サービスは研究用です。臨床用途・食品用途には利用できません。

タバコ煙吸入装置

タバコ煙発生装置SG-300型およびタバコ煙暴露チャンバー(柴田科学株式会社製)

COPD(慢性閉塞性肺疾患)を使用した試験について

  • タバコ煙吸入装置を使用して、タバコ主流煙暴露モデルを作製します。
  • 動物は実験用マウスC57BL/6を使用します。
  • 従来6か月必要としていたモデル作製期間を、3か月に大幅短縮しました。
  • 肺胞壁の破壊が顕著なモデルです。また、気管支肺胞洗浄液(BALF)においては好中球優位であり、COPDモデル動物として有用です。

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COPD(慢性閉塞性肺疾患)モデル動物作製方法

  • タバコ煙吸入装置を使用して、タバコ主流煙を暴露(3ヶ月間・週5日・1回1時間)させます。

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COPD(慢性閉塞性肺疾患)モデル作製検証結果

肺組織の病理画像

3ヶ月間タバコ煙暴露したときの肺の組織学的変化

肺組織(病理検査)の検証を行った。
3ヶ月間タバコ煙を暴露したところ、白血球の浸潤および、肺胞壁の破壊が顕著であり、肺胞の拡大が認められた。

肺組織の病理画像

3ヶ月間タバコ煙暴露したときの肺胞径の変化
暴露により肺胞径に有意差が認められた。

肺組織の病理画像

3ヶ月間タバコ煙暴露したときの体重推移
暴露群は体重が低く推移した。

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参考データ:気管支肺胞洗浄液(BALF)の白血球分画

■作製方法

  • タバコ煙吸入装置を使用してタバコ主流煙を暴露(3ヶ月間・週5日・1回1時間)。
  • 最終暴露後24時間にBALFを採取。
  • 総細胞数をカウント後、サイトスピンを用いて塗抹標本を作製。May-Giemsa染色によりBALF中の白血球分画を実施。
白血球分画

参考:4週間タバコ煙暴露時BALF白血球分画


白血球像

参考:4週間タバコ煙暴露した時のBALF白血球像(×400倍)

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サービスのご注文方法/納期

  • 価格、納期などについては、ご依頼内容に応じて個別にお見積りいたします。
  • 詳細は、当社受託・特注品業務担当までお問い合わせ下さい。

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