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各種の海産藻類から得られたフコイダン Fucoidans from various Seaweeds

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:64582

各種の海産藻類から得られたフコイダン(fucoidan)です。

フコイダンとは

フコイダンは硫酸化多糖の一種で、褐藻や海藻に含まれ、典型的な構造はα-L-フコピラノシル残基がα(1→3)、あるいはα(1→3)とα(1→4)で結合した骨格を有する巨大分子です。スウェーデンの植物学者Johann Harald Kylinが、1913年にコンブやヒバマタを稀酢酸抽出して得られたフコースを含む分画をfucoidinとして報告したものが最初の論文とされています。フコイダン分子の構造は、採取部位や採取時期によって異なることや、また藻類の種類によっても違いがあることが報告されています。

文献

  • Kylin J. H., H. Z. Physiol. CHem., 81, 171 (1913).
  • Ale, M.T. et al., Mar. Drugs, 9, 2106~2130 (2011).
  • 辻ほか, 応用糖質科学, 第3巻, 248~252 (2013).

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各種フコイダン

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商品名商品コード由来(一般名)純度(%)外観分子量(性状)CAS番号化学式
FucoidanOF01606Laminaria Japonica(マコンブ)≧ 95灰白色~淡褐色粉末(polymer)9072-19-9(C6H9O3SO3)n
OF09360Fucus serratus(Toothed wrack)≧ 90白色粉末1705000
OF09361Laminaria digitata(Oarweed)≧ 85白~褐色粉末(polymer)
OF09363Ascophyllum nodosum(Norwegian kelp)≧ 85白~褐色粉末1690000
OF57714Fucus vesiculosus(Bladder wrack)≧ 95灰白色~淡褐色粉末

-:記載なし

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(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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