RT-PCRの逆転写反応とPCR増幅を同一チューブ内で行えます SunScript One Step RT-PCR Kit

• 特長
• 反応原理
• 操作方法概略
• キット内容
• 4basebio社製品ご購入のご注意
• 価格

特長

• キットにはRT-PCR反応に必要なすべての試薬が含まれています。
• 同一チューブで全ての反応を行うため、コンタミネーションのリスクを最小化できます。
• 簡便性に優れ、多数の試料の同時処理に最適です。
• 逆転写反応にHIV-1 RTのRNaseHを欠損させた熱安定性のSunScript Reverse Transcriptase RNaseH－を用いています。
• 逆転写反応は最高85℃まで温度上昇が可能で、二次構造やGC含有量が高く増幅が困難なRNAにも適応します。
• 反応試薬にはdNTPs（最終反応濃度250 nM）、MgCl₂（最終反応濃度3.5 nM）、スタビライザーも含まれます。
• RNA試料量：10 pg～1μg
• 測定回数：25 reactions (#430025), 100 reactions (#430100)

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反応原理

• SunScript One Step RT-PCR Kitは、逆転写反応にHIV-1 RT由来の熱安定性およびRNaseHを欠損させたSunScript Reverse Transcriptase RNaseH-を用いています。
• この逆転写酵素は、RNAの分解を最小化することでcDNAの収率を向上します。また耐熱性に優れ、必要に応じて通常の反応温度の60℃に対し85℃まで逆転写反応の温度上昇に対応するため、二次構造やGC含有量の高い増幅が困難なRNAにも適応します。
• 逆転写反応時は、Taqポリメラーゼは阻害抗体により不活性化されており、温度を95℃に上昇することで自動的に逆転写によって生成したcDNAの増幅が開始されます。

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操作方法概略

（１）RT-PCR

Step	標準試料	高GC含量、二次構造を含む試料
1	反応成分を溶解、混合し簡単に遠心分離を行う。氷上にて保管する。
2	各試料について下に示した成分表記載の試薬を滅菌済ヌクレアーゼフリーチューブ中に添加し、氷上に置く。
3	穏やかに混合し、全成分がチューブの底部にあることを確認する。必要に応じて簡単に遠心分離を行う。
4	サーマルサイクリングによる増幅	70℃で5分間試料をインキュベート後、氷上に5分間置き、変性およびプライマーのアニーリングを行う*。
5	-	各試料にReaction bufferとEnzyme Mixを加える。
6		穏やかに混合し、全成分がチューブの底部にあることを確認する。必要に応じて簡単に遠心分離を行う。
7		サーマルサイクリングによる増幅
成分表
Template RNA (10 pg～1μg)	Xμg	Xμg
Sense primer (10μM)	2.5μl	2.5μl
Anti-sense primer (10μM)	2.5μl	2.5μl
H2O最終液量	50μl	24μl
	－	変性処理（Step 4）*
2×Reaction buffer	25μl	25μl
Enzyme MIX	1μl	1μl

（２）サーマルサイクリング

Step	Cycling Step	Time / Temperature	Cycles
1	cDNA synthesis	15 min / 60℃*	1×
2	RT inactivation/Taq activation	10 min / 95℃	1×
3	Denaturation	30 sec / 94℃	－
4	Annealing	30 sec / Tann	35×
5	Extension	1 min / 72℃**	－
6	Final extension	7 min / 72℃	1×

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キット内容

• Enzyme MIX
• Reaction buffer
• H₂O

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4basebio社製品ご購入のご注意

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価格

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