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酸化ニトロ化ストレスの副産物の8-NO₂-Gua測定キット OxiSelect Nitrosative DNA/RNA Damage ELISA Kit

掲載日情報：2020/06/12 現在Webページ番号：64335

セルバイオラボ /
Cell Biolabs. Inc.
[メーカー略称：CBO]

血清、血漿および尿中の8-NO₂-Gua（8-nitroguanine）を、競合法により迅速かつ高感度で測定するEIAキットです。

※本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

8-NO₂-Gua

8-NO₂-Gua（8-nitroguanine）とは
OxiSelect Nitrosative DNA/RNA Damage ELISA Kitの特長
OxiSelect Nitrosative DNA/RNA Damage ELISA Kitの使用例
OxiSelect Nitrosative DNA/RNA Damage ELISA Kitのキット内容
OxiSelect Nitrosative DNA/RNA Damage ELISA Kitの参考文献
OxiSelect Nitrosative DNA/RNA Damage ELISA Kitの価格

8-NO₂-Gua（8-nitroguanine）とは

フリーラジカルなどの反応種は、in vivo において常に産生されており、それらの活性酸素種（ROS）や活性窒素種（NOS）は、生体分子抗酸化物質による抑制プロセスおよび損傷を受けた核酸、タンパク質および脂質の交換を行う修復システムに損傷を与えます。DNAおよびRNAは、酸化またはニトロソ化の攻撃を受ける生物学的に最も重要な標的です。連続的なROSやRNSによるDNA/RNAの損傷は、主要な炎症性関連疾患や結腸、乳房、直腸および前立腺がんの加齢に伴う発生に大きく寄与する因子と考えられます。数多くあるニトロソ化によるDNA/RNA損傷のタイプにおいて、8-NO₂-Guaの形成はRNSストレスの普遍的なマーカーです。病態生理学的条件の間に形成されるペルオキシ亜硝酸（peroxynitrite）や窒素酸化物などの様々なRNSは、遊離型またはDNA/RNA分子内の、グアニンおよび関連するヌクレオシドやヌクレオチドをニトロ化することができます。
8-NO₂-Guaはニトロソ化DNA/RNA損傷の副生成物の一つで、炎症性細胞または炎症組織の上皮細胞に存在し、生理的に形成され、最終的に悪性腫瘍と関連する慢性感染症や炎症に伝播されます。8-NO₂-Guaは、スーパーオキシドと誘導型NOS（iNOS）を刺激することにより、酸化促進剤として作用することが示されています。過剰な一酸化窒素（NO）の生産は、8-NO₂-Guaを伝播する炎症プロセスにとって重要です。一旦形成された8-NO₂-Guaは、DNA構造内では不安定であり、約4時間の半減期で脱プリン化により遊離型の8-NO₂-Guaを放出します。その結果、変異誘発脱塩基部位においてG:C→T:Aの塩基転換が促進されます。

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