分泌型/核型クラステリン Recombinant Clusterin (secretory/nuclear form)
掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:64159
Adipogen Life Sciences社の分泌型(secretory form)または核型(nuclear form)クラステリン(Clusterin)組換え体タンパク質です。
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クラステリン(Clusterin)とは
クラステリン(Clusterin)は、分子シャペロンの小さな熱ショックタンパク質ファミリーと相同性を持ち、その成熟した分泌型は(内部切断によって産生される)グリコシル化されたαおよびβサブユニットの80kDaジスルフィド結合ヘテロ二量体です。クラステリンは実質的にすべての組織で発現され、すべてのヒト体液中に見られます。アポトーシス細胞死、細胞周期調節、DNA修復、細胞接着、組織リモデリング、脂質輸送、膜リサイクルおよび免疫系調節を含む、発がんおよび腫瘍増殖に重要な多くの生理学的プロセスに関与しています。また、クラステリンは核タンパク質としても存在します。クラステリンの分泌型は細胞外シャペロン活性および抗アポトーシス活性を有し、核型はプロアポトーシス因子として作用します。
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特長
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品名 | Recombinant Human Clusterin (secretory form) | Recombinant Human Clusterin (nuclear form) | Recombinant Mouse Clusterin (nuclear form) |
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商品コード | AG-40A-0050Y | AG-40A-0047 | AG-40A-0057 |
純度 | ≧90%(SDS-PAGE) | ||
産生 | HEK 293細胞 | E.coli | |
M.W. | 80 kDa(非還元条件下)、 39 kDaおよび40 kDa(還元条件下) | ~45 kDa | |
形状 | 凍結乾燥品 | 溶液(濃度:1 mg/ml) | |
エンドトキシン レベル | <0.01 EU/μg 精製タンパク質(LAL test) | <1 EU/μg 精製タンパク質(LAL test) | |
配列 | シグナルペプチド配列およびヒト 分泌型クラステリン(aa 1~449)のC末端にFLAGタグを付加 | ヒト核型クラステリン(aa 23~449)のC末端にHisタグを付加 | マウス核型クラステリン (aa 22~448)のC末端にHisタグを付加 |
別名 | TRPM-2、Apolipoprotein J、APO-J、CLI、CLU、SGP-2 |
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使用例
β-メルカプトエタノール存在下で煮沸・変性した分泌型クラステリン組換え体タンパク質(#AG-40A-0050Y)をSDS-PAGEで分離したところ、60 kDaおよび35 kDaの2つの異なるバンドが検出された。2つのバンドを抽出し、それらのN末端配列を決定した。
より大きなバンドは、予測されるN末端配列に相当するDQTVSである未切断(未処理)の分泌型クラステリンを示す。小さいバンドは、処理された分泌型クラステリンのα鎖およびβ鎖のN末端配列にそれぞれ相当するSLMPFおよびDQTVSの混合物である。
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参考文献
- Y.J. Shim, et al., J. Leuk. Biol., 90, 761 (2011).
- S.Y. Gil, et al., Nat. Commun., 4, 1862 (2013).
- K. Byun, et al., EMBO Rep., 15, 801 (2014).
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