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食品中のグリアジン/グリアジンフラグメント測定キット Gluten-Tec ELISA Kit
掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:64063
独自のα-グリアジンのT細胞刺激エピトープ(α20-gliadin epitope)を特異的に認識する抗α20-ペプチドモノクローナル抗体を用いることにより、セリアック病(Celiac Disease)の原因となる食品中のグリアジン(Gliadin)に加え、従来のELISAキットでは検出が不可能であったグリアジンフラグメントも含めて検出、定量できる競合ELISAキットです。

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セリアック病とα20-グリアジンエピトープ
グルテンはグリアジンと穀物中の不水溶性タンパク質グルテリン共通名称です。欧米においては人口の約1%、日本においては人口の約0.7%の人がセリアック病(CD)に罹患していると言われています。ライデン大学医療センターのFrits Koning教授らは、グルテン不耐症とセリアック病の発生に関与する遺伝子およびペプチドを10年間以上にわたり研究し、HLAとDQ間の相互作用、グルテンおよびT細胞の洞察によってグリアジンタンパク質上のT細胞刺激性エピトープの同定を行いました。この研究をもとに開発されたGluten-Tec ELISA Kitの使用抗体は、α-グリアジンのT細胞刺激エピトープ(α20-gliadin epitope)を認識します。このエピトープまたはこのエピトープ由来の相同配列は小麦、大麦、ライ麦およびそれらの交雑品種にも存在し、セリアック病の主な原因とされます。
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特長
- プレートにコートされた抗α20-ペプチド抗体に対して、スタンダード、試料に含まれるα20-ペプチドとHRP標識α20-ペプチドを結合させる競合ELISA法により測定します。
- 欧米のAOACガイドラインで確認されており、信頼性、測定精度および再現性に優れています。
- グリアジンの加水分解により産生した低分子のタンパク質フラグメントも検出できます。
- オート麦、トウモロコシ、米、キビ、ソバとの交差性はありません。
- 測定試料:小麦、大麦、ライ麦およびそれらの交雑品種含有食材
- 測定感度:2.5 ppm(LOD)
- 測定波長:450 nm
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標準曲線

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Gluten-Tec ELISA Kitの使用例

各種穀物中のグリアジン/グリアジンフラグメントを Gluten-Tec ELISA KitおよびHPLCで測定した結果の比較
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キット内容
- Microtiter plate coated with α20 antibody
- Dilution buffer
- Rinsing buffer
- Conjugate petide-HRP
- TMB substrate
- Zero standard
- Standard solution 1~6
- Stop solution
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価格
[在庫・価格 :2025年04月26日 12時55分現在]
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Gluten-tec, ELISA Kit |
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[在庫・価格 :2025年04月26日 12時55分現在]
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