血中クレアチンキナーゼの蛍光測定キット Creatine Kinase Fluorometric Assay Kit
掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:6388
ヒト血清または血漿中のクレアチンキナーゼ活性を、簡便に蛍光測定できるキットです。
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クレアチンキナーゼとは
クレアチンキナーゼ(CK)は、クレアチンホスホキナーゼ(CPK)とも呼ばれる、ATPによるクレアチンの可逆的リン酸化反応を触媒する酵素です。この反応によってリン酸クレアチンとADPが生成します。
リン酸クレアチンは、筋肉における高エネルギーリン酸の主要な貯蔵源となっています。細胞内では、細胞質性のCKはB(脳型)またはM(筋肉型)のサブユニットで構成される二量体として存在しています。CKのイソ酵素には、主に脳や肺で作られるCK-BB(CPK-1)と、最初に心筋で作られるCK-MB(CPK-2)、ほとんどが骨格筋で作られるCK-MM(CPK-3)の3種類が存在します。このほか、ミトコンドリア中にもユビキタス型およびサルコメア型の2種類のイソ酵素があります。
健常人では、血中のCK濃度は非常に低くなっています。心筋梗塞、横紋筋融解症、筋ジストロフィー、急性腎不全などでは、血中CK値の上昇が見られます。甲状腺機能低下症では血清中のトリヨードサイロニン(T3)値の減少と、CKの著しい上昇が見られます。逆に、CK活性の低下はアルコール性肝障害や関節リウマチの可能性が示唆されます。
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特長
- 測定動物種:ヒト
- 測定試料:血清、血漿(EDTA、ヘパリン処理)
- 測定範囲:10~150μM(ホルムアルデヒド)
- 感度:2 U/L(クレアチンキナーゼ)
- 測定波長:励起365~375 nm/蛍光465~475 nm
- インキュベーション時間:15分(37℃)+15分(室温)
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測定原理
クレアチンキナーゼは、リン酸クレアチンとADPをクレアチンとATPへ変換する可逆反応を触媒します。この反応によりホルムアルデヒドが生成します。アンモニアの存在下で、ホルムアルデヒドとアセトアセタニリドが反応して生じる蛍光物質の蛍光を測定します。

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キット内容
- Potassium phosphate buffer
- Creatine kinase positive control
- Creatine kinase enzyme mixture
- Creatine phosphate
- Creatine kinase ADP
- Formaldehyde detector
- Formaldehyde ammonium acetate
- Formaldehyde standard
- DMSO assay reagent
- 96 well solid plate (black)
- 96 well cover sheet
※測定には蛍光プレートリーダーが必要です。
[在庫・価格 :2025年04月26日 00時00分現在]
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[在庫・価格 :2025年04月26日 00時00分現在]
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