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細胞・組織・血液試料から染色体DNA末端のテロメア長とGテール長を測定する受託サービス テロメアテスト受託サービス

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:63126

お預かりした細胞・血液試料から染色体DNAを抽出・精製し、アクリジニウムエステルで標識したテロメアプローブを用いてテロメア長およびGテール長(テロメアの最末端部分)を測定する受託サービスです。


テロメアテストとは

テロメアは染色体DNAの末端に存在する特殊な構造で、染色体末端の保護と染色体の安定性維持に重要です。テロメアDNAは、テロメア二本鎖DNAから成る「テロメア」と呼ばれる領域と、テロメアDNAの最末端にある数百塩基の一本鎖DNAから成る「Gテール」と呼ばれる領域で構成されています。
テロメアは加齢と共に短縮することがよく知られており、基本的には不可逆的なものです。一方Gテールは、酸化ストレスなどの要因により一過的に短縮し、その結果染色体の不安定性を惹起しますが、酸化ストレスの低減といった環境の改善により元に戻すことができる可逆的なものです。
これまでにテロメアと慢性心不全や心筋梗塞など加齢疾患での短縮が数多く報告されていますが、「Gテール」は、さらに顕著に短縮していることが明らかになっています。

テロメアGテール長測定は、世界でオンリーワンの技術です!

テロメアGテールとは

●慢性腎疾患・大脳白質病変・血管回避機能異常などの加齢疾患で顕著に短縮
●細胞老化・テロメア機能異常で短縮


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概要

  1. お送りいただいた試料(細胞、組織、全血)から染色体DNAを抽出・精製する。
  2. テロメア長の測定
    DNA溶液を熱変性させた後、アクリジニウムエステルで標識した29-merのテロメアプローブと反応させ、DNAに結合したテロメアプローブ量を発光値として測定する。

    Gテール長の測定
    DNA溶液とアクリジニウムエステルで標識した29-merのテロメアプローブを反応させ、DNAに結合したテロメアプローブ量を発光値として測定する。

あらかじめ抽出・精製したDNAを試料としてお送りいただくことも可能ですが、精製条件があります。詳細は当社受託・特注品担当(下記参照)までお問い合わせ下さい。

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ご注文方法/価格

1検体:¥20,000~

ご依頼ごとにお見積いたします。詳細は当社受託・特注品担当(下記参照)までお問い合わせ下さい。


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