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MAPK / ERK情報伝達経路のモニタリングに SRE Reporter Kit

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:6201

ルシフェラーゼを用いた、培養細胞試料中のMAPK / ERK情報伝達経路のモニタリングに最適なキットです。
本製品はERK経路応答性のSRE配列が組み込まれたホタルルシフェラーゼベクター、およびネガティブコントロールベクターがセットになっています。


MAPK / ERK情報伝達経路とは

MAPK / ERK情報伝達経路は、マイトジェン(分裂促進因子)、成長因子、サイトカインなどの細胞外刺激で活性化され、細胞増殖および細胞分化の制御の中心を担っています。細胞外刺激を受けると、MEK1 / 2がリン酸化され、ERK1 / 2の活性化が起こります。活性化ERKは核内へ移行し、転写因子をリン酸化して活性化します。Elk1などを含むTCF(Ternary Complex Factor:三元複合体因子)はERKの基質として最も良く知られた転写因子です。ERKによってリン酸化されたElk1は、血清応答因子(SRF)と複合体を形成して血清応答配列(SRE)に結合し、数多くのマイトジェン誘導性遺伝子が発現します。


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特長

  • MAPK / ERK情報伝達経路に応答する、哺乳動物細胞用のSREルシフェラーゼレポーターベクターを含むキットです。
  • ベクターには最小プロモーターの上流にSRE応答配列が組み込まれており、MAPK / ERK経路の活性化により、ホタルルシフェラーゼ遺伝子の転写が誘導されます。
  • レポーターベクターは、ウミシイタケ(Renilla)ルシフェラーゼを恒常的に発現するベクターとあらかじめ混合してあり、トランスフェクション効率を確認するための内部コントロールとして使用できます。
  • キットにはネガティブコントロールとして、応答配列を持たない非誘導性のホタルルシフェラーゼベクターが、Renillaルシフェラーゼを恒常的に発現するベクターと混合した状態で添付されています。経路特異的な効果およびバックグラウンドシグナルの確認に重要です。

本製品は一過性のトランスフェクション用です。細菌の形質転換および増幅を目的とするものではありません。

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適 用 例

  • MAPK / ERK情報伝達経路およびSRFの活性化のモニタリング
  • MAPK / ERK情報伝達経路の活性化/阻害物質のスクリーニング
  • MAPK / ERK情報伝達経路におけるRNAiまたは遺伝子の過剰発現の効果検証

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解 析 例

HEK293細胞における、EGFで誘導されるSREレポーター活性の検証

本製品(#60511)を用いて、EGF誘導性のSRE応答活性を検証した。縦軸は0.5%FBS処理のみの場合を1とした相対的ルシフェラーゼ活性を示す。

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キット内容

  • Reporter (Component A):SRE luciferase reporter vector+constitutively expressing Renilla luciferase vector
  • Negative Control Reporter (Component B):Non-inducible luciferase vector+constitutively expressing Renilla luciferase vector

検出にはDual Luciferase Assay System(Promega社)が必要です。
キットにはトランスフェクション試薬は含まれていません。別途ご用意下さい。

[在庫・価格 :2024年04月26日 00時00分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
SRE Reporter Kit (MAPK/ERK Signaling Pathway ) (500reactions)
2週間程度 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
検出方法:化学発光,アッセイ法:Reporter Kit,アッセイ数:96 well
法規制等
保存条件 -20℃ 法規備考
掲載カタログ

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SRE Reporter Kit (MAPK/ERK Signaling Pathway ) (500reactions)

文献数: 0

説明文 検出方法:化学発光,アッセイ法:Reporter Kit,アッセイ数:96 well
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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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