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マウスで迅速に高い抗体価が得られるアジュバント Magic Mouse Adjuvant

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:5983

マウスを免疫動物に用いた時に、迅速に高い抗体価を得られるように設計されたアジュバントです。

特長

  • マウスへの免疫用に設計された塩基配列を有する免疫刺激性のCpG DNAを含んでいます。
  • エマルジョン形成や加熱といった、抗原の立体構造に影響を及ぼすような操作を行わないため、天然の抗原構造のエピトープに対応した抗体を得られることが期待できます。
  • 必要な免疫回数は2回のみで、免疫後35日以内に強力な免疫反応が引き起こされます。
  • 免疫動物への毒性は低く抑えられています。
  • 従来のアジュバントを用いた方法よりも、抗原の使用量を大幅に減らすことができます。
  • 本製品1 mlで、マウス10匹に2回ずつ免疫することが可能です。

本製品は、マウス以外のげっ歯類では高い抗体価を得られません。


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CpG DNAについて

CpG DNAとは、メチル化されていないシトシン-グアニン配列を含む、短鎖のオリゴヌクレオチドです。哺乳類の免疫系は、バクテリアDNAに存在するCpG DNAを、バクテリア感染のサインとして認識するように進化してきました。CpG DNAが曝露されることで、非常に迅速で強力な免疫活性が引き起こされるため、抗原特異的な抗体を高い抗体価で得ることが可能です。対象となる動物種が異なると、効率的に認識されるCpG DNAの配列も異なります。


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操作方法概略

1. 使用直前に、本製品をボルテックスにより緩やかに撹拌する。

2. 本製品と抗原を1:1の体積比で混合し、緩やかに5回ピペッティングをする。

3. 混合後直ちに、シリンジを用いてマウスの大腿四頭筋に注射する。混合液中に沈殿が見られる場合があるので、混合を行った後すばやくシリンジ中に吸引し、すみやかに注射する。

4. 3週間後に追加免疫を行う。本製品/抗原の混合液は、1.3.に従い用時調製する。

5. 初回免疫より約35日後、マウス尾から採血し、ELISAで力価測定を行う。

6. 力価が低い場合は、初回免疫より42日後に追加免疫を行うことも可能。

皮下・皮内への注射も可能です。

[在庫・価格 :2024年04月25日 13時55分現在]

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Mouse Adjuvant, Magic
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Mouse Adjuvant, Magic

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(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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