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メーカー：	Horizon社Dharmacon製品 OriGene Technologies
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HOME > 試薬 > 細胞培養 > 細胞の解析 > 細胞の移動／浸潤／遊走 > CultreCoat BME Cell Invasion Assay Kit

細胞浸潤アッセイ用キット CultreCoat BME Cell Invasion Assay Kit

掲載日情報：2013/01/24 現在Webページ番号：5335

アールアンドディーシステムズ /
R&D Systems, Inc.
[メーカー略称：RSD]

96ウェルタイプのBoyden Chamberを用いて、化学物質により誘導される浸潤を測定できるキットです。
血管形成、胚発生、免疫応答や腫瘍転移といった、浸潤が必須の生体内プロセスのスクリーニングや、細胞外マトリックスを介して細胞浸潤に影響を及ぼす経路の研究などに有用です。

※本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

特　　長
操作方法概略
測定原理
キット内容
価格

特　　長

任意の化学誘引物質または阻害物質を用いて、アッセイが行えます。
メンブレンには基底膜成分（BME：Basement Membrane Extract）がコートされており、コートなしの場合の細胞遊走基礎レベルを差し引いて、細胞浸潤能を求めます。
コートされているBMEはPathClearグレード品で、EHS（Engelbreth-Holm-Swarm）腫瘍から精製されており、LDEV（Lactate Dehydrogenase-Elevating Virus）など31種類の病原体が混入していないことを確認済みです。
メンブレンにコートされているBME量の違いで、Low、Medium、Highの3種類があります（下記参照）。Optimization Kitでは、プレートの各ウェルに3種類のBMEのいずれかがコートされており（12ウェル×2レーンずつ）、目的の実験に最適なBME量の検討に有用です。
生細胞を検出するCalcein AMにより、浸潤能を高感度に検出します。

BME量	Low	Medium	High
特　長	・ BME濃度は標準で、コート量は少ない。・浸潤能が低い細胞に適する。	・ BME濃度は標準で、コート量は中程度。・浸潤能が中程度の細胞に適する。	・ BME濃度は標準で、コート量は多い。・浸潤能が高い細胞に適する。

異なるBME量で測定した浸潤の比率

ヒト線維肉腫細胞株HT-1080と乳癌細胞株MDA-MB-231を、血清飢餓状態で16時間培養後、insert 1個あたり4×10⁴ cellsとなるように細胞を播種した。24時間の時点での10％FBSに応答して浸潤した細胞の比率を定量化した。

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操作方法概略

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測定原理

Calcein AMは細胞内部へ移行すると、細胞内のエステラーゼにより切断され、フリーのCalceinとなり蛍光を発するようになります。この蛍光を測定することで、ウェル中に存在する移動した細胞を定量化できます。

キットには、上下2層からなる96ウェルタイプのBoyden Chamberが含まれ、上層のTop Chamberはウェル底部がポアサイズ8.0μmのポリエステルメンブレンになっている。メンブレンを透過して移動した細胞を生細胞特異的蛍光染色試薬であるCalcein AM（励起485 nm／蛍光520 nm）で染色し、蛍光強度を測定する。

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