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in vitroタンパク質発現システムで産生した膜タンパク質 Membrane Protein Proteoliposomes

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:5322

Abnova社の膜タンパク質プロテオリポソームのラインナップです。Abnova社のin vitroタンパク質発現システムにより、機能するのに必要な正しい構造とフォールディングをもった膜タンパク質を提供することが可能となりました。


小麦胚芽in vitroタンパク質発現システム

Abnova社のin vitroタンパク質発現システムは、真核生物のタンパク質翻訳システムをベースとしています。小麦胚芽抽出物はRNA N-glycosidase tritinや、thionin、ribonucleases、deoxyribonucleases、proteasesなど、翻訳を阻害する因子を含んでおり、これらの阻害因子は、内胚乳から生じます。小麦胚を洗浄し、内胚乳を除去することで、高い安定性と活性のある小麦胚抽出物タンパク質翻訳システムを実現しました。5'capおよびpoly(A)-tailを持つmRNAと、この抽出物を用いることで、in vitro翻訳反応において、リポソームにキャプチャーされた膜タンパク質を多量に産出することが可能となります。リポソームにキャプチャーされることで、膜タンパク質は、機能するのに必要な正しい構造とフォールディングを持ちます。このシステムは一般的に用いられる大腸菌、昆虫細胞、哺乳類細胞などのin vitroタンパク質発現システムより、膜タンパク質の収量と安定性が優れています。さらに、in vitro小麦胚システムは、小分子のハイスループットやスクリーニング、評価の自動化に適しています。


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特長

  • 未変性構造をとったタンパク質です。
活性の確認は行っておりません。

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ラインナップ

  • CD分子(Clustered Differentiation Molecules)
  • Gタンパク質共役受容体(GPCR)
  • イオンチャネル
  • トランスポーター

膜タンパク質の製造方法


小麦胚芽in vitroタンパク質発現システムで発現させたタンパク質

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製品検索方法

  1. Abnova社のホームページで製品をお調べ下さい。
  2. フナコシの製品検索で「品名 / キーワード」にCatalog#を入力し、検索してください。

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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