HOME
>
試薬
>
免疫化学
>
フローサイトメトリー
>
Pro5 MHC Class I Pentamer受託合成サービス
HOME
>
受託サービス・特注品
>
免疫学
>
MHC Pentamer
>
Pro5 MHC Class I Pentamer受託合成サービス
HOME
>
受託サービス・特注品
>
免疫学
>
T細胞
>
Pro5 MHC Class I Pentamer受託合成サービス
抗原特異的なCD8陽性キラーT細胞検出用製品 『Pro5 MHC Class I ペンタマー』 Pro5 MHC Class I Pentamer受託合成サービス
掲載日情報:2015/10/23 現在Webページ番号:5319
ProImmune社では、単一抗原特異的なCD8陽性キラーT細胞(CD8+ killer T cell)の検出・定量を可能にする、MHCタンパク質と抗原ペプチド複合体の5量体:Pro5 MHC Class I Pentamer を開発しました。Pro5 MHC Class I Pentamerは、抗原ペプチドおよびMHCアリルに基づくMHCタンパク質-抗原ペプチド複合体で、従来より知られているMHC-Tetramerに比べ、優れた特長を有しています(下表参照)。
※通常製品(Catalog Item)もあります。Catalog Itemの検索方法は、フナコシホームページをご覧いただくか、当社テクニカルサポート(試薬担当)までお問い合わせ下さい。
※本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
追加しました。
Pro5 MHC Class I Pentamerの構造
MHCタンパク質-抗原ペプチド複合体5分子が、Coiled-Coilドメインで結合しています。
追加しました。
Pro5 MHC Class Ⅰ PentamerとTetramerの比較
Pro5 Pentamer | Tetramer | Dextramer | |
配向性 | 5個のMHC-Peptide複合体が同一方向で重合しており、最大5か所でT細胞に結合する。 | 最大3か所でT細胞に結合する。 | デキストラン分子上にランダムに配置されている。 |
標 識 | 標識部位が5か所あるため、Tetramerよりも高い検出感度を示す。 | 複合体の中心に1か所の蛍光標識部位がある。 | デキストラン分子上にランダムに配置されている。 |
標識の自由度 | 蛍光標識体、ビオチン標識体、未標識体の3種類から選択できる。 | 蛍光標識体(不安定)のみ。 | 蛍光標識体のみ。 |
安定性 | 未標識のPentamerは-80℃で長期保存可能*で、使用時に簡単に標識できる。 | 蛍光標識Tetramerは4℃で6~12か月保存可能。 | 冷蔵で約12か月保存可能(製品により異なる)。 |
*未標識製品の有効期間は1年間、標識済み製品の有効期間は6か月。
追加しました。
特長
- Pro5 MHC PentamerのMHC-抗原ペプチド複合体は一方向性に重合しています。その結果、5つの複合体が同時にT細胞レセプター(TCR)と結合できるため、T細胞に対してTetramerよりも非常に高い親和性を示します。
- フローサイトメーターを用いて、抗原特異的なキラーT細胞を高感度に検出できます。
- 未標識製品のほか、R-PE(R-Phycoerythrin)、APC(Allophycocyanin)、ビオチンであらかじめ標識した製品があります。さらに染色条件検討用のFITC標識抗CD8抗体がセットになった製品もあります。
- 1つ1つのPro5 MHC Pentamerは5分子の蛍光色素またはビオチンで標識することが可能なため、高い検出感度が得られます。
- Pro5 Pentamerを用いた組織染色により、免疫応答の時間的、部位的相互作用を測定できます。
- ビオチン標識Pentamerは、ストレプトアビジンを介してAPC, R-PE以外の蛍光色素で検出することができます。また、ストレプトアビジン標識磁気ビーズなどと組み合わせて使用することで、抗原特異的T細胞の濃縮・除去なども行えます。
- 遺伝子組換え技術を用いているため、安価かつ迅速に、高純度のMHCタンパク質-抗原ペプチド複合体を合成できます。
- 合成した複合体は、適切な立体構造の形成と、マルチマーの形成が確認されています。
- 日本人を含む多くのアジア人に見られる、MHCアリル:A*2402のMHCタンパク質-抗原ペプチドもあります。
- 未標識の製品は-80℃での長期保存(有効期間:1年間)が可能です。また、必要に応じて別売りのFluorotagまたはBiotagを用いて標識することも可能です。
- 標識済みPentamerの有効期間は、製品発送後6か月です。
- 多くの文献での使用実績があります。
- MHCタンパク質-抗原ペプチド複合体と同じ配列の、MHCタンパク質が複合していない抗原ペプチド(Matched Peptide)を別売りで購入できます*。このペプチドは、in vitroでのT細胞刺激実験に使用できます。
*Matched PeptideはPro5 MHC Pentamerの納品後にご注文いただけます。
追加しました。
使用例
抗原特異的なヒト末梢血単核球(PBMC)をR-PE標識Pentamer(A*02:01/LMLGEFLKL)およびPE-Cy5標識抗CD8抗体で二重染色した。
抗原特異的なヒト細胞をR-PE標識Pentamer(A*02:01/YLSGANLNL (CEA))およびFITC標識抗CD8抗体で二重染色した。
追加しました。
注文方法
追加しました。
使用文献
論文募集中!
ProImmune社製品を使用して論文を発表された場合には、当社までご一報下さい。ProImmune社から粗品をお送りいたします。
追加しました。
製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。