20Sプロテアソームのβサブユニット(β1、β3、β5)の活性測定キット StressXpress 20S Proteasome Assay Kit
掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:53134
20Sプロテオソームβサブユニットに対する蛍光基質を用いて、プロテアソームのタンパク質分解活性を測定するキットです。プロテアソームに対する阻害物質や活性化物質のスクリーニングなどに有用です。β5サブユニットの活性を測定できるキット(#SKT-133)と、β1、β2、β5の3種類の各サブユニットの活性を測定用できるキット(#SKT-134)の2種類があり、使用目的に応じて適切なキットを選択いただけます。
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プロテアソームとは
プロテアソーム(proteasome)は、主に真核生物の細胞質と核内に局在する非リソソーム系タンパク質分解を行う巨大な酵素複合体です。26Sプロテアソームは、シリンダー状の20Sコア触媒ユニットに対し、1つまたは2つの19S調節ユニットが蓋のように結合して構成されています。また20Sコアは、α1~7とβ1~7のサブユニットがα7β7β7α7の順に2つ積み重なった合計28個のサブユニットで構成されており、これがシリンダー状構造を形成しています。 プロテアソームは、細胞周期の調節、アポトーシス転写調節、先天性免疫や抗原プロセッシング、損傷タンパク質の除去などの細胞プロセスを担っています。タンパク質分解活性はβ1(caspase-like)、β2(trypsin-like)、およびβ5(chymotrypsin-like)の3種類のβサブユニットによる各サブユニットに特異的な基質のC末端切断活性より決定されます。
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特長
- 各化合物などの20Sプロテアソームに対するin vitroの阻害/促進活性を簡便に測定できます。
- β5サブユニットに対する蛍光基質を含むキット (#SKT-133)と、β1、β2、β5の3種類の各サブユニットの対する蛍光基質を含むGOLDキット (#SKT-134)の2種類のキットがあり、使用目的に応じて適切なキットを選択いただけます。
- 96ウェルプレートフォーマットのハイスループットスクリーニングに適用しています。
- エンドポイントと継時的カイネティック測定で活性測定を行なうことができます。
- キットにはコントロール阻害物質が付属しています。
- 測定波長:励起 360 nm、蛍光 460 nm
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測定原理
20Sプロテアソームβサブユニットにより、各βサブユニットに特異的なAMC結合プロテアソーム蛍光基質のC末端が切断されます。その際に生じるAMCの蛍光強度をエンドポイント測定または継時的カイネティック測定することにより、プロテアソーム活性を測定します。
※測定には蛍光プレートリーダーまたは蛍光光度計が必要です。

StressXpress 20S Proteasome Assay Kit (#SKT-133)を用いた20Sプロテアソーム活性の経時変化
[在庫・価格 :2025年04月26日 00時00分現在]
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本製品は製品内容等が変更されました
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20S Proteasome Assay Kit GOLD |
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[在庫・価格 :2025年04月26日 00時00分現在]
20S Proteasome Assay Kit
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20S Proteasome Assay Kit GOLD
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