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HOME > 試薬 > 細胞情報伝達 > Gタンパク質／環状ヌクレオチド > 環状ヌクレオチド関連商品 > Cyclic GMP Chemiluminescent Immunoassay Kit

cGMPを化学発光で高感度かつ安定的に定量するキット Cyclic GMP Chemiluminescent Immunoassay Kit

掲載日情報：2020/06/12 現在Webページ番号：5254

セルテクノロジー /
Cell Technology, Inc
[メーカー略称：CTI]

Cyclic GMP（cGMP）を化学発光で高感度に定量できるキットです。

cGMPとは
特長
操作法概略
キット内容
価格

cGMPとは

Cyclic GMP（Guanosine 3',5'-cyclic monophosphate：cGMP）は重要かつ多機能なセカンドメッセンジャーです。多くの組織ではcAMPの1/10～1/100の濃度で存在しています。細胞内のcGMPはグアニル酸シクラーゼの触媒によってGTPから生じ、ホスホジエステラーゼによって加水分解されます。
グアニル酸シクラーゼには可溶型と膜結合型があり、可溶型は一酸化窒素に応答性がある一方、膜結合型はアセチルコリン、インスリン、オキシトシンなどのホルモンに応答します。セロトニンとヒスタミンのような他の化学物質もcGMP濃度の上昇を引き起こします。cGMPはcGMP依存性キナーゼやcGMP依存性イオンチャネル／トランスポーターを介して、またホスホジエステラーゼによる加水分解を介して、細胞の組成を調節しています。

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特長

試料およびスタンダードを溶解するためのSample diluentは、cGMP測定に最適化された安定化剤と添加剤を含む酸性試薬で、これによりcGMPは安定化され、内生ホスホジエステラーゼも不活化された状態で測定することができます。
細胞外および細胞内のcGMPを高感度（＜1 fmol）に定量できます。
測定試料：血漿（EDTA処理）、尿、唾液、培養細胞、細胞ライセート
測定範囲：0.0313～1 pmol/ml（Acetylated）、0.0469～3 pmol/ml（Non-acetylated）
測定感度：0.023 pmol/ml（Acetylated）、0.034 pmol/ml（Non-acetylated）

参考文献
1. Domek-Lopacinska, K. and Strosznajder, J. B., J. Physiol. Pharmacol., 56, Suppl 2, 15～34 (2005).
2. Lucas, K. A., et al., Pharmacol. Rev., 52, 375～414 (2000).
3. Potter, L. R., et al., Endocr. Rev., 27, 47～72 (2006).
4. Waldman, S. A. and Murad, F., Pharmacol. Revs., 39, 163～197 (1987).
5. Tremblay, J., et al., Adv. 2nd Messanger & Phosphoprotein Res., 22, 319～383 (1988).
6. Matsumoto, T., et al., J. Smooth Muscle Res., 39, 67～86 (2003).

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操作法概略

1. 試料をSample diluentで希釈する。
2. マイクロプレートにPlate primerを加える。
3. 試料を加える。
4. cGMP conjugateを加える。
5. cGMP antibodyを加える。
6. プレートをシールし、15分間振とう後、4℃で16時間インキュベートする。
7. Wash bufferで4回洗浄する。
8. Chemiluminescent substrateを加える。
9. マイクロプレートルミノメーターで化学発光を測定する。

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