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メーカー：	Horizon社Dharmacon製品 OriGene Technologies
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HOME > 試薬 > タンパク質／酵素 > タンパク質解析 > Refraction-2D Labeling Kit

マルチプレックス二次元電気泳動用の蛍光標識試薬 Refraction-2D Labeling Kit

掲載日情報：2011/07/07 現在Webページ番号：5232

エヌエイチダイアグノスティクス /
NH DyeAGNOSTICS GmbH
[メーカー略称：NHD]

※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
3種類の蛍光色素G-Dyeを用いて二次元電気泳動試料を蛍光標識し、高感度かつ広いダイナミックレンジのマルチプレックス検出を可能にするキットです。蛍光標識二次元電気泳動によるタンパク質発現量の比較解析に有用です。

葉から抽出した試料（50μg）2種類（1、2）をG-Dye200とG-Dye300でそれぞれ標識した。2種類の試料を混合したものを内部標準としてG-Dye100で標識した。標識後の試料3種類を混合して二次元電気泳動を行い（ゲルサイズ：24×20 cm）、ソフトウェアでスポットの色変化を数値化して比較解析した。

特長
操作法概略
キット内容
価格

特長

G-DyeはNHSエステルによるアミノ基反応性の蛍光色素です。キットには蛍光波長の異なる3種類のG-Dye（青：G-Dye100、緑：G-Dye200、赤：G-Dye300）が含まれています。
コントロール試料／処理試料／内部標準といった3種類の試料を一枚の二次元電気泳動ゲルで解析できます。
タンパク質に結合する際の蛍光干渉を避けるため、3種類のG-Dyeの移動度は若干異なっていますが、泳動後の解析ソフトウェア^＊によるスポットマッチングで100％一致します。
0.1 ngのタンパク質スポットが検出できます。銀染色や従来の蛍光標識による検出よりも高感度です。
4～5オーダーの広いダイナミックレンジを有しています。
試料とG-Dyeを混合、インキュベート後に反応停止液を添加するだけで簡単に標識でき、電気泳動試料として使用できます。
標識した試料は質量分析（MS）に使用可能です。

＊二次元電気泳動解析ソフトウェア（Dymension：SYNGENE社など）をご使用下さい。

G-Dye	励　起	蛍　光
G-Dye100（青）	498 nm	524 nm
G-Dye200（緑）	554 nm	575 nm
G-Dye300（赤）	648 nm	663 nm

二次元電気泳動検出法の比較

検出法	Refraction-2D	銀染色	蛍光標識（単色）
検出感度	0.1～1 ng	10～100 ng	1～10 ng
ダイナミックレンジ	10⁴～10⁵	10¹～10²	10³～10⁴
マルチプレックス検出	可	不可	不可

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操作法概略

1. 試料タンパク質を抽出、調製する。
2. G-Dye 100 / 200 / 300で標識し（1つは内部標準とする）、3種類の試料を混合する。
3. 二次元電気泳動を行う。
4. 泳動後のゲルを蛍光検出する。
5. 解析ソフトウェアを用いて画像を重ね合わせ、スポットの解析を行う。
6. 試料間でシグナルの異なるスポットの数値解析を行う。
7. ピックアップしたスポットの質量分析を行う。