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神経変性疾患研究のツールとしての可能性を秘めるペプチド Human P5 Peptide

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:4939

神経変性疾患研究のツールとしての可能性を秘めるHuman P5 Peptideです。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。


P5ペプチドとは

P35ペプチドはニューロンに特異的な活性化因子で、限定分解によりP25ペプチドとP10ペプチド(N末端)に切断されます。P35とP10はセリン/スレオニンキナーゼの1つであるCDK5(Cyclin-Dependent Kinase-5)を活性化し、神経系の成長と成熟の調節に密接に関連しています1。一方、P35の部分配列を基に合成された24残基のP5ペプチド(254-277)は、P35の部分ペプチドであるCIP(CDK5 Inhibitory Peptide, 154-279)と比較して、CDK5-P25の活性をin vitroでより効果的に阻害することが示されました2。さらにP5は皮質ニューロンにおいてアミロイドβ(1-42)によるtau過剰リン酸化やアポトーシスを減少させることも報告されています2。このように、P5ペプチドはアルツハイマー病やALS(筋萎縮性側索硬化症)などの神経変性疾患に対する研究用ツールとしての可能性を秘めています。



参考文献
1. Zheng, Y. L., et. al., Eur. J. Biochem., 269, 4427~34 (2002).
2. Zheng, Y. L., et. al., J Biol Chem., 285, 34202~12 (2010).


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[在庫・価格 :2025年05月16日 00時00分現在]

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P5, Human <P35 (254-277)>
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法規制等
保存条件 4℃,乾燥状態(デシケータ内)で保存 法規備考
掲載カタログ

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P5, Human <P35 (254-277)>

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