初期癌の研究に有用です ヒトセプチン4 GTPaseおよび生理活性物質の測定受託サービス
掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:4804
ブラデォンイカガクケンキュウショ /
(株)ブラディオン医科学研究所
[メーカー略称:BDN]
ヒトの大腸癌、泌尿器癌および皮膚癌で特異的に発現するヒトセプチン4 GTPase(SEPT4)を測定する受託サービスです。ヒトセプチン4 GTPaseに対する3種類のモノクローナル抗体を用いるため、非常に正確な測定結果が得られます。
オプションとして、PSA、TGF-β1, SCDの同時測定も承ります。
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ヒトセプチン4 GTPase
ヒトセプチンは細胞の分裂や増殖を制御するタンパク質で、13 種類が報告されています。ヒトセプチン4 GTPase(SEPT4)は、大腸癌、泌尿器癌、悪性黒色腫(皮膚癌の一種)に発現する物質で、αとβの2種類のアイソフォームがあります。特に癌の診断・治療においての有用性が期待されています。
大腸癌の早期病変については、検診で異常を検知することが困難とされています。従って多くの大腸癌が進行して初めて発見されることになります。ヒトセプチン4 GTPase を測定することにより、非常に早期の段階での研究データを得ることができるため、早期~中期の癌治療法の研究を進める上で重要な因子であると考えられます。

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特長
- 蛍光標識抗ヒトセプチン4 GTPaseモノクローナル抗体を使用し、1分子蛍光分析システムにより極微量のヒトセプチン4 GTPaseを正確に測定することができます。
- 微量の血液試料からの検出が可能です。
- 進行癌だけでなく、非常に早期の腫瘍試料からも検出できるため、早期癌の研究に役立ちます。
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オプション同時測定項目
- PSA:前立腺特異的抗原(前立腺癌マーカー)
- TGF-β1:腫瘍成長因子β1(薬効基準マーカー)
腎臓癌や分子標的薬の薬効の有無を調べる検査です。 - SCD:肝脂肪合成関連酵素(細胞増殖マーカー)
ヒトセプチン4 GTPaseやPSAで測定できない癌や、増殖性(炎症性)疾患などの有無を調べる検査です。

ヒトセプチン4 GTPaseの発現特異性
各種ヒト培養癌細胞由来のmRNAを、ヒトセプチンGTPaseプローブを用い、ノーザンブロッティングで検出した。ヒトセプチン4 GTPase mRNAが大腸癌および皮膚癌で特異的に発現していることがわかる。
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ご用意いただくもの
- 全血2 mlまたは血清200μl
※ 採血後は直ちに-20℃保存し、冷凍にてお送り下さい。
※ 試料は(株)ブラディオン医科学研究所へ直送していただきます。詳細は当社受託・特注品業務担当(下記参照)までお問い合わせ下さい。
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価格
測定項目 | ヒトセプチン4 GTPase | オプション(PSA, TGF-β1, SCD) |
試料数 | 価格(1試料当たり) | 価格(1項目/1試料当たり) |
1~10 | ¥25,000 | ¥5,000 |
11~30 | ¥22,500 | ¥4,500 |
31~50 | ¥20,000 | ¥4,000 |
51~ | ご照会下さい |
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ご注文方法
ヒトセプチン 4 GTPase 測定受託専用注文書にご記入下さい。
詳細は受託・特注品業務担当 (下記参照)にお問い合わせ下さい。
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