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質量分析に最適な安定同位体標識完全長タンパク質 Heavy-labeled Full-length Protein as MS Standard

掲載日情報:2010/08/23 現在Webページ番号:4477

13C615N4 ] - L - アルギニンおよび [ U - 13C615N2 ] - L - リジンの安定同位体で標識した、高純度の質量分析用標準物質です。正確に翻訳後修飾を受けた完全長タンパク質の安定同位体標識物は、タンパク質の同定や定量における標準物質として最適です。

SRM / MRMとは

SRM および MRM では、一つのペプチドを特定のタンパク質断片として選択し、安定同位体標準物質と比較することで目的タンパク質を定 量します。

  • SRM (Selected Reaction Monitoring)特定質量をもつペプチド試料をトリプシンなどの処理により分解し、三連四重極型質量分析装置を用いて二重のフィルターをかけることにより、非常に選択性の高い分析を行えます。
  • MRM (Multiple Reaction Monitoring)SRM 法と同じ原理で複数の対象を同時測定する方法です。


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特長

  • SRM および MRM による解析を最良な実験データへ導きます。
  • タンパク質発現には HEK293T 細胞を用いているため、適切な翻訳後修飾が行われています。
  • 合成ペプチドを内部標準とした場合と比較して、より再現性の高い測定ができます。
  • すべてのタイプの質量分析機に適合します。
  • 標識効率は 90%以上です。

MAPK1 を HEK293T 細胞へトランスフェクションして安定同位体で標識し, 生成した試料をトリプシンで分解した後, HPLC で分離し, 質量分析を行った。安定同位体で標識されたペプチドが効率よく細胞へ取り込まれていることがわかる。

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製造の流れ

  1. HEK293T 細胞に目的タンパク質を過剰発現させる。
  2. 過剰発現株を安定同位体を含む培地で 10 代以上継代培養する。
  3. 培養細胞株よりタンパク質を抽出し、DDK 親和性カラムを用いて目 的タンパク質を精製する。

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ご注文方法

Heavy-labeled Full-length Protein as MS Standard検索方法
  1. OriGene 社のホームページにアクセスし、上部にある検索ボックスに遺伝子名や Accession No. などを入力して下さい。
  2. 検索ボックス右にあるプルダウンメニューから、「Mass Spec Standard」を選び、Go ボタンをクリックして下さい。
  3. 検索結果にある SKU と書かれたカラムにある #PH で始まる商品 コードをお知らせ下さい。
※ 本製品は受注発注品です。

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価格

●包装:10 μg           ●価格:&yen413,000

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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