昆虫細胞（カイコ・野蚕）を用いた組換え体タンパク質発現受託サービス

• 一過性発現系を前段階に採用した昆虫細胞発現系／カイコ・野蚕（ヤサン）バキュロウイルス発現系
• 特　　長
• サービス概要図
• ベクターラインナップ
• 融合タグの種類
• タンパク質発現系（バキュロウイルス－昆虫細胞関連）
• ご注文方法／価格

一過性発現系を前段階に採用した昆虫細胞発現系／カイコ・野蚕（ヤサン）バキュロウイルス発現系

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特　　長

• まず、カイコ培養細胞（一過性専用無血清培地細胞）において一過性発現を行い、目的とするタンパク質発現の有効性を確認します。このステップはバキュロウイルスを使用しません。
• 昆虫細胞でのバキュロウイルス発現の可能性を最短7営業日でのご発送と迅速に判定できるため、発現検討にかかる時間とコストを大幅に節約できます。
• 一過性発現（QuickBac）による有効性が確認できた場合に、バキュロウイルスによる発現（Ultra Bac）を行いますので効率的です。
• シームレスクローニング法を採用し、スピーディなベクター構築を実現しました。
• 様々なタグを融合できる一過性発現用ベクター、バキュロウイルス発現用ベクターを取りそろえています。
• 一過性発現ベクターとバキュロウイルス発現ベクターを同時に構築することで、バキュロウイルス発現系への移行がスピードアップしました。

• バキュロウイルス発現系で抗原を作製し、抗体（ポリクローナル、モノクローナル）作製もご依頼いただけます（オプション）。特に、E. coli発現系では発現が困難な膜タンパク質抗原にご利用下さい。

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サービス概要図

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ベクターラインナップ

• 一過性発現ベクター（プロモーター：アクチンプロモーター）
• バキュロウイルス発現ベクター（プロモーター：ポリヘドリン（多角体）プロモーター）

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融合タグの種類

N末端6×His

N末端6×His＋C末端6×His

N末端DYKDDDDK

N末端DYKDDDDK＋C末端6×His

分泌シグナル＋N末端6×His＋SUMO

分泌シグナル＋N末端6×His＋SUMO＋C末端6×His

N末端6×His＋SUMO

N末端6×His＋SUMO＋C末端6×His

分泌シグナル＋N末端6×His

分泌シグナル＋N末端6×His＋C末端6×His

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タンパク質発現系（バキュロウイルス－昆虫細胞関連）

ウイルスの宿主	ウイルス	発現細胞の由来 （発現に用いる昆虫）	発現 細胞株	培養 細胞	無血清 培地	幼虫	蛹（サナギ）	蛾（成虫）	商業化	特記事項
アメリカシロヒトリ Hyphantria cunea	HycuNPV	クワゴマダラヒトリ Spilosoma imparilis	SpIm	○	－	－	－	－	研究 レベル	－
サクサン（野蚕：ヤサン） Antheraea pernyi	AnpeNPV	サクサン Antheraea pernyi	Anpe	○	◎	－	◎膜タンパク質 ◎細胞内タンパク質	－	○	蛹で休眠（室温で約1年） 専用品種使用
カイコ（家蚕：カサン） Bombyx mori	BmNPV	カイコ Bombyx mori	BmN, BmN4	○	－	◎分泌タンパク質	◎膜タンパク質 ◎細胞内タンパク質	－	○	卵で休眠　 終齢幼虫：1週間、蛹：2週間（冷蔵で約2か月）
キンウワバの一種 （夜蛾：ヤガ） Autographa californica	AcNPV	ヨトウガの一種 Spodoptera frugiperda	Sf9, Sf21	○	◎	－	－	－	○	幼虫と蛹の発現系なし
		イラクサギンウワバ Trichoplusia ni	High5	◎	◎	－	－	－	研究 レベル

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ご注文方法／価格

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