PEG化分子を検出する抗体ペア Polyethylene Glycol Matched Antibody Pair
掲載日情報：2020/06/12 現在Webページ番号：4047
試料中のPEG化分子を、サンドイッチ法により定量するELISAを構築するための抗体ペアです。検出用抗体はビオチン標識されています。
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ポリエチレングリコール（PEG）化とは
PEGは、グリセリン骨格に結合した非イオン性・非毒性・強親水性の長鎖ポリマーで、水溶液中で大きな体積排除効果を有します。PEG化は、抗原の免疫原性を低下させ、プロテアーゼによる加水分解を抑制し、血清中での半減期を増大させます。このような性質から、PEG化分子の定性および定量分析は、医薬品開発などの分野において注目されています。
参考文献
Cheng, T. L, et al., Bioconjug. Chem., 16 (5), 1225～1231 (2005).
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特長
- ビオチン標識された検出用抗体（IgG型）と捕捉用抗体（IgM型）の2種類の抗体がペアになっています。
- 適用：ELISA（サンドイッチ法）
- 測定範囲：0.1～30 ng/ml
塩酸ドキソルビシンリポソームを用いた標準曲線
塩酸ドキソルビシンリポソームを試料とし、本製品を用いてELISA（サンドイッチ法）を構築し、標準曲線を作成した。
検出原理
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キット内容
- Detection antibody：biotinylated mouse monoclonal anti-PEG, IgG
- Capture antibody：mouse monoclonal anti-PEG, IgM
※ELISA構築には、プレート、バッファー、ペルオキシダーゼ標識ストレプトアビジン、発色基質、反応停止液などが別途必要です。
[在庫・価格 ：2025年07月16日 16時55分現在]
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[在庫・価格 ：2025年07月16日 16時55分現在]
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