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膜透過性ペプチド Cell Penetrating Peptide (CPP)

掲載日情報：2020/06/12 現在Webページ番号：3837

フェニックスファーマシューティカルス /
Phoenix Pharmaceuticals, Inc.
[メーカー略称：PPE]

膜透過性ペプチドをご紹介します。

Cell Penetrating Peptide とは
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Cell Penetrating Peptide とは

HIV-1 ウイルス由来の TAT（Trans-Activator of Transcription Protein）が細胞膜を通過し、細胞質内へ移行することが報告されて以来、この様な作用を有するペプチドがいくつか見つかり、膜透過性ペプチド（Cell Penetrating Peptide：CPP）と総称されるようになりました。その後、CPP をタンパク質、ペプチド、低分子化合物に結合することで、これらの分子を細胞内へ導入し機能させる技術が開発され、ドラッグデリバリーをはじめとする様々な分野で研究が進められています。移行の方向については、細胞外から細胞内へだけでなく、VP-22 のように細胞内から細胞外への移行活性を示すものも確認されています。
また、培養ラット大脳皮質ニューロンに TAT ペプチドを添加すると、隣接ニューロンからのグルタミン酸放出を誘導し、直接的、または間接的にニューロンの興奮を引き起こすという報告もあります。

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