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B細胞エピトープマッピングは専門スタッフにおまかせ下さい! B細胞エピトープマッピングサービス(ProImmune社)

掲載日情報:2021/06/24 現在Webページ番号:3744

ProImmune社のB細胞エピトープマッピングの受託サービスをご紹介します。熟練したスタッフがご提供いただいたお手持ちの抗体、またはヒト・動物由来の抗血清からマッピングを行います。

ヒト乳頭腫ウイルスの後期カプシドタンパク質L1のB細胞エピトープ

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ヒト乳頭腫ウイルスの後期カプシドタンパク質L1のB細胞エピトープ

特長

  • 高価で特殊な機器や設備が必要なく、熟練したスタッフにより短時間で効率的にB細胞エピトープマッピングを代行するため、費用対効果に優れています。
  • 血清や血漿などの試料中の抗体に結合するタンパク質やペプチドから特定の線状タンパク質領域を特定します。
  • 少数から数百、数千の数のペプチド、抗体または抗血清に対応可能です。
  • すべてのコンフォメーションエピトープの解明を行うわけではありませんが、タンパク質内、およびグループ内の異なるタンパク質間の抗原領域の相対的な順位付けを迅速に行うことができます。

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サービスの概要

  1. お手持ちの抗体、または抗血清をご提供いただきます。
  2. 抗原となるタンパク質またはポリペプチドの配列と抗体との結合領域が不明の場合、特定のペプチド長とオフセットを設定し、一部のアミノ酸配列が重複するペプチドライブラリーを構築します(「オーバーラップペプチドライブラリー」の項参照)。

    タンパク質配列において抗体との結合領域が判明している場合、最適なエピトープ配列は、オフセットを1 aaとしたペプチドライブラリー、隣接残基を切断したペプチドのライブラリー((「トランケーションペプチドライブラリー」の項参照)、または単一アミノ酸を置換した一連のペプチドライブラリーを用います。
  3. エピトープマッピングでは、高品質のペプチドを用いた96 wellプレートフォーマットのイムノアッセイを使用してハイスループットスクリーニングを行い、タンパク質のホットスポット領域を発見します。

エピトープ候補ペプチドのスクリーニング例

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エピトープ候補ペプチドのスクリーニング例



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B細胞エピトープマッピングにおけるペプチドライブラリー構築の戦略

オーバーラップペプチドライブラリー

オーバーラップペプチドライブラリーは、線形の連続エピトープマッピングにおいて最も一般的に使用されます。特定の長さと特定のオフセットのオーバーラップペプチド配列のライブラリーを構築し、天然のタンパク質配列全体をカバーすることが可能です。適切なペプチド長とオフセット数の選択は、ペプチドの用途によって異なります。またペプチドセットのコストと実験から得られるデータの有用性の両方に影響を与えます。

オーバーラップペプチドライブラリーの戦略

オーバーラップペプチドライブラリーの戦略

タンパク質の抗体結合領域が不明な場合、15 merのペプチド長で5 aaのオフセットを設定すると、10 aaのアミノ 酸配列が重複することになります。タンパク質配列において抗体との結合領域が判明している場合では、5~20 merのアミ ノ酸でオフセットを1 aaとしたペプチドライブラリーを構築する戦略も採用できます。

トランケーションペプチドライブラリー

タンパク質配列において抗体との結合領域が判明している場合に有用な戦略です。隣接残基を体系的に切断した一連のペプチドを生成することで、最適なペプチド活性に必要な最小の長さを決定します。必須アミノ酸がすでに判明している場合は、ペプチド配列の両末端から体系的に切断することなく、必須のアミノ酸の周辺から切断する方向を選択することができます。


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ご注文方法

ご注文方法などの詳細は、当社受託・特注品業務担当までお問い合わせ下さい。
ProImmune社と e-mail にて直接コンタクトしていただく必要があります。あらかじめご了承下さい。

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