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有限会社ジャパン・ラム 新規ポリペプチドタグ(Cry-tag)を用いたタンパク質産生受託サービス

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:3545

ジャパン・バイオシーラム /
株式会社ジャパン・バイオシーラム
[メーカー略称:FAM]

目的遺伝子を新規ポリペプチドタグとの融合タンパク質として、E. coli で発現させる受託サービスです。本発現法を用いると、活性を保持した目的タンパク質を容易に回収することが可能です。

本技術は岡山大学工学部遺伝子機能設計学研究室との共同研究によるものです。


Cry-tagについて

  • グラム陽性土壌細菌 Bacillus thuringiensis は、胞子形成期に細胞内に巨大なタンパク質凝集体(クリスタル)を形成/蓄積します(図1 参照)。本発現法では、このクリスタル中に含まれる Cry 殺虫タンパク質のクリスタル形成に関与する領域をタグとして用いています(特許 第460-4231号(日本国内))。
  • 新規ポリペプチドタグ融合タンパク質は、E. coli の菌体内でもクリスタルを形成し、通常よりも効率的に大量発現/蓄積が可能です(図2 参照)。
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特長

  • 宿主に対する細胞毒性を無毒化して発現、蓄積するため、E. coli での発現が困難であったタンパク質の産生に特に有用です。
  • プロテアーゼによる分解や、不可逆的な凝集からタンパク質を保護するため、タンパク質の発現量が向上します。
  • 当技術で産生する結晶封入体は、一般的な封入体とは異なり、アルカリ溶液または変性剤 (8 M Urea など) にて簡単に溶解し、再び結晶封入体を形成することは無いため、扱いが非常に容易です。
  • Cry-tag にはプロテアーゼ認識配列が組み込まれているため、Cry-tag と目的タンパク質とをプロテアーゼによって容易に分離、除去することが可能です。

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Cry-tagを用いた組換え体タンパク質発現概要

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本発現系の実施例

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