抗原賦活化用バッファー Antigen Retrieval Reagent(R&D Systems社)
掲載日情報:2022/12/12 現在Webページ番号:3057
ホルマリン固定・パラフィン包埋切片等を用いた免疫組織染色における、加熱処理による抗原賦活化(Heat-Induced Epitope Retrieval:HIER)用に調製された3種類(Acidic, Basic, Universal)のバッファーです。
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抗原賦活化とは?
ホルマリン固定を行ったパラフィン包埋切片を免疫組織染色する場合、アルデヒドの架橋形成によって、立体構造的に抗体が抗原認識部位に到達できず、抗体反応が起こらないまたは弱くなる現象がみられます。加熱処理等によって抗原分子を変性・分解させ、抗体が抗原を認識できるようにする操作が抗原賦活化です。その正確な原理は明らかではなく、賦活化条件も経験によるところが大きくなっています。
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特長
- いずれの試薬も10倍濃縮液です。
- Acidic(#VCTS022)とBasic(#VCTS021)は、Universal(#VCTS023)よりも免疫反応性を大きく改善できますが、組織の形態に影響を与える場合があります。
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操作法概略
- 試薬を9倍量の脱イオン水で希釈する。
- 染色ビンに希釈した試薬を加え、恒温槽内で92~95 ℃に加温する。
- 組織スライドを染色ビンに浸し、恒温槽内で約20分間インキュベートする *2、3。
- スライドを染色ビンごと恒温槽から取り出し、室温に戻す(約20分間)。
- スライドを蒸留水、次いでPBSで洗浄する。切片が剥がれやすくなっている場合があるので、穏やかに洗浄する。
- 免疫組織染色操作を行う。
*2 抗原賦活化操作による効果は温度(90~100 ℃)とインキュベーション時間(最長30分間)によって変化するため、試料に応じて賦活化条件を最適化する必要があります。
*3 凍結切片はパラフィン包埋切片よりも試薬による損傷を受けやすいため、必要に応じてインキュベーション時間を2~5分間程度に短縮して下さい。
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価格
[在庫・価格 :2025年04月25日 13時55分現在]
詳細 | 商品名 |
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文献数 | ||
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VisUCyte Antigen Retrieval Reagent-Acidic |
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VisUCyte Antigen Retrieval Reagent-Basic |
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VisUCyte Antigen Retrieval Reagent-Universal |
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[在庫・価格 :2025年04月25日 13時55分現在]
VisUCyte Antigen Retrieval Reagent-Acidic
文献数: 0
- 商品コード:VCTS022
- メーカー:RSD
- 包装:50ml
- 価格:¥20,000
- 在庫:無(未発注)
- 納期:10日程度 ※※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。
- 法規制等:
VisUCyte Antigen Retrieval Reagent-Basic
文献数: 0
- 商品コード:VCTS021
- メーカー:RSD
- 包装:50ml
- 価格:¥22,000
- 在庫:無(未発注)
- 納期:10日程度 ※※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。
- 法規制等:
VisUCyte Antigen Retrieval Reagent-Universal
文献数: 0
- 商品コード:VCTS023
- メーカー:RSD
- 包装:50ml
- 価格:¥22,000
- 在庫:無(未発注)
- 納期:10日程度 ※※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。
- 法規制等:
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