ドーパミン作動性ニューロンへ分化誘導するキット Dopaminergic Neuron Differentiation Kit
掲載日情報:2008/07/15 現在Webページ番号:2981
ヒト/マウスのES細胞をin vitroの無血清環境下で、ドーパミン作動性ニューロンへ特異的に分化誘導させるキットです。
ドーパミン作動性ニューロンの細胞体は主に中脳の黒質、腹側被蓋野、赤核後核に分布し、線維を尾状核、被殻、側座核、嗅結節を始めとする前脳の各所に投射しており、この構造は大半の哺乳類で共通に見られます。黒質のドーパミン作動性ニューロンの変性はパーキンソン病の原因と考えられており、ドーパミン作動性ニューロンの移植による治療も研究されていますが、ドーパミン作動性ニューロンの大量調製はこれまで困難でした。
本キットではヒト/マウスのES細胞をドーパミン作動性ニューロンに分化誘導させる条件が最適化されており、簡便な調製が可能です。
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特長
- 1キット当たり3×107個までのES細胞を分化誘導できます。
- 各種ES細胞株から平均15±5%の生成率で分化誘導可能です。
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操作法概略
- 未分化のES細胞3×106個をゼラチンコートしたディッシュに播き、ESGROを含む培地で3~4日間培養する。
- トリプシン/EDTA処理で細胞を分散後、新しい培養ディッシュに2×106個を播いて4日間培養し、胚様体を形成させる。
- フィブロネクチンとITS supplementを含む培地に交換して6~8日間培養し、ネスチン陽性な細胞を選択する。
- トリプシン/EDTA処理を行った後、N-2 supplement, Growth factor(FGF basic/FGF-8b/Shh-N)、アスコルビン酸を含む培地に移して、Poly-L-ornithineとフィブロネクチンでコートされた24ウェルプレートにウェル当たり3~5×105個の割合で播き4~6日間培養する。
- N-2 supplementとアスコルビン酸を含みGrowth factorを含まない培地に移して10~15日間培養し、ドーパミン作動性ニューロンへの分化を誘導する。
※各ステップの培地組成の詳細は製品添付のプロトコルでご確認下さい。
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キット内容
- ITS supplement
- Mouse FGF-8b
- N-2 MAX supplement
- Mouse Shh-N
- Human FGF basic
- Bovine fibronectin stock
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価格
[在庫・価格 :2024年04月28日 00時00分現在]
※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 | 商品名 |
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文献数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Dopaminergic Neuron, Human/Mouse, Differentiation Kit, 2nd Generation |
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本製品は取扱中止になりました | 2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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