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各種蛍光色素を包含するミクロスフェア(Polysciences社) 蛍光ミクロスフェア(Fluoresbrite Fluorescent Microspheres)
掲載日情報:2021/04/01 現在Webページ番号:2894
Polysciences社では、ライフサイエンスにおける多様な用途やニーズに対応する様々な蛍光ミクロスフェア(蛍光マイクロスフェア)を取り扱っています。
Fluoresbrite Carboxylate Color Range Kit Ⅰ
追加しました。
- 製品の種類 (Undyed製品を含む)
- 蛍光ミクロスフェアで使用されている蛍光色素の特長
- Fluoresbrite Non-functionalized Microspheres
- Fluoresbrite Multi-fluorescent Microspheres
- PolyFluor Microspheres
- Fluoresbrite Carboxylate Microspheres
- Fluoresbrite Carboxylate Color Range Kits
- Fluoresbrite Carboxylate Size Range Kits
- Fluoresbrite Protein Conjugated Microspheres
- Fluorescent YG Superparamagnetic Microparticles
- 蛍光ミクロスフェア受託製造
- 蛍光ミクロスフェアFAQ
製品の種類 (Undyed製品を含む)
蛍光色素名をクリックすると製品の詳細、各製品の商品コードをクリックすると直接価格表をご覧いただけます。
蛍光ミクロスフェアFAQは、こちらをご覧下さい。
製品群 | 基材 | 表面加工 | 蛍光色素 | 平均粒子径(μm)(包装 / #商品コード) | |
---|---|---|---|---|---|
Non-functionalized Microspheres | Polystyrene | なし | PC | 0.50 ( 5 ml/#19507)
1.00 ( 5 ml/#18660) 2.00 ( 2 ml/#19508) 6.00 ( 2 ml/#19111) |
|
YG | 0.05 ( 10 ml/#17149)
0.10 ( 10 ml/#17150) 0.20 ( 10 ml/#17151) 0.50 ( 10 ml/#17152) 0.75 ( 10 ml/#17153) 1.00 ( 10 ml/#17154) 2.00 ( 5 ml/#18338) 3.00 ( 2 ml/#17155) 6.00 ( 2 ml/#17156) 10.0 ( 2 ml/#18140) 20.0 ( 2 ml/#19096) 25.0 ( 2 ml/#18241) 45.0 ( 2 ml/#18242) 90.0 ( 2 ml/#18243) |
||||
YG-CL* | 0.50 ( 1 ml/#18859)
1.00 ( 1 ml/#18860) 2.00 ( 1 ml/#18604) 3.00 ( 1 ml/#18861) 6.00 ( 1 ml/#18862) |
||||
Multi-fluorescent | 0.20 ( 5 ml/#24050)
0.50 ( 5 ml/#24054) 1.0 ( 5 ml/#24062) |
||||
PolyFlour | 345 | 1.0 ( 1 ml/#24055) | |||
394 | 1.0 ( 1 ml/#24056) | ||||
407 | 1.0 ( 1 ml/#24057) | ||||
497 | 1.0 ( 1 ml/#24058) | ||||
511 | 1.0 ( 1 ml/#24059) | ||||
512 | 1.0 ( 1 ml/#24060) | ||||
570 | 1.0 ( 1 ml/#24061) | ||||
Carboxylate Microspheres | Polystyrene | COOH | BB | 0.05 ( 10 ml/#19773)
0.10 ( 10 ml/#19774) 0.50 ( 10 ml/#18339) 1.00 ( 10 ml/#17458) 1.75 ( 5 ml/#17686) 4.50 ( 5 ml/#18340) 6.00 ( 2 ml/#19102) 10.0 ( 2 ml/#19103) |
|
YG | 0.05 ( 10 ml/#16661)
0.10 ( 10 ml/#16662) 0.20 ( 10 ml/#09834) 0.30 ( 10 ml/#24051) 0.35 ( 10 ml/#24052) 0.40 ( 10 ml/#24053) 0.50 ( 10 ml/#15700) 0.75 ( 10 ml/#07766) 1.00 ( 10 ml/#15702) 1.50 ( 10 ml/#09719) 1.75 ( 5 ml/#17687) 2.00 ( 5 ml/#09847) 3.00 ( 5 ml/#17147) 4.50 ( 5 ml/#16592) 6.00 ( 2 ml/#18141) 10.0 ( 2 ml/#18142) |
||||
YO | 0.05 ( 10 ml/#19775)
0.10 ( 10 ml/#18719) 0.20 ( 10 ml/#19391) 0.50 ( 10 ml/#18720) 1.00 ( 5 ml/#18449) 1.75 ( 5 ml/#19392) 3.00 ( 5 ml/#19393) 4.50 ( 5 ml/#19394) 6.00 ( 2 ml/#19395) |
||||
Eu | 0.10 ( 1 ml, 5 ml, 10 ml/#25488) 0.20 ( 1 ml, 5 ml, 10 ml/#25489) 0.30 ( 1 ml, 5 ml, 10 ml/#25490) |
||||
Color Range Kit | Ⅰ | 1.75 ( 1 ml/#18326) |
|||
Ⅱ | 約0.50 ( 1 ml/#19839) | ||||
Size Range Kit | Ⅰ | 0.1、0.2、0.5、0.75、1.0 ( 1 ml/#21636) | |||
Ⅱ | 1.75、2.0、3.0、4.5、6.0 ( 1 ml/#21637) | ||||
Protein Conjugated | Polystyrene | Streptavidin | Undyed | 1.0 ( 1 ml, 5 ml/#24162) 2.0 ( 1 ml, 5 ml/#24160) 6.0 ( 1 ml, 5 ml/#24158) |
|
YG | 1.0 ( 1 ml, 5 ml/#24161) 2.0 ( 1 ml, 5 ml/#24159) 6.0 ( 1 ml, 5 ml/#24157) |
||||
Biotin | Undyed | 2.0 ( 1 ml, 5 ml/#24172) | |||
YG | 2.0 ( 1 ml, 5 ml/#24173) | ||||
Protein A | Undyed | 1.0 ( 1 ml/#17698) | |||
Blue Dye | 1.0 ( 1 ml/#17699) | ||||
YG | 1.0 ( 1 ml/#17845) | ||||
Protein G | Undyed | 1.0 ( 1 ml/#21106) | |||
Blue Dye | 1.0 ( 1 ml/#21105) | ||||
YG | 1.0 ( 1 ml/#21107) | ||||
Goat anti-Mouse IgG (H+L) | Undyed | 1.0 ( 1 ml/#17694) | |||
Blue Dye | 1.0 ( 1 ml/#17697) | ||||
YG | 1.0 ( 1 ml/#17843) | ||||
Goat anti-Rabbit IgG (H+L) | Undyed | 1.0 ( 1 ml/#17693) | |||
Blue Dye | 1.0 ( 1 ml/#17696) | ||||
YG | 1.0 ( 1 ml/#17844) | ||||
Fluorescent YG Superparamagnetic Microparticles | Magnetic | Polystyrene | YG | 1~2 ( 2 ml, 5 ml/#19133) |
*Fluorescrite Non-functionalized Microspheres YGキャリブレーション用
追加しました。
蛍光ミクロスフェアで使用されている蛍光色素の特長
図をクリックすると、拡大図をご覧いただけます。
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Fluoresbrite Non-functionalized Microspheres
蛍光色素を含み*1、表面が修飾されていない、粒子径の均一なポリスチレン・ラテックスミクロスフェアです。
*1 Undyedと表示されている製品には、蛍光色素は含まれていません。
特長
- 形状:2.5% 固形分(w/v) 水性懸濁液
- 蛍光色素/平均粒子径の種類:製品の種類をご参照下さい。
- 適用:タンパク結合分析、細胞トレーサー、フローサイトメトリー、食作用研究など
- 包装:1 ml、2 ml、5 ml、10 ml
※蛍光色素や平均粒子径によって包装は異なります。詳細は、Web価格表でご確認下さい。
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Fluoresbrite Multi-fluorescent Microspheres
特長
追加しました。
PolyFluor Microspheres
7種類の異なる励起/蛍光波長の蛍光色素を、それぞれ粒子半径の25%外側まで均一に含有させたミクロスフェアです。
特長
※各蛍光色素名をクリックすると、価格表をご覧いただけます。
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Fluoresbrite Carboxylate Microspheres
蛍光色素を含み*2、表面にカルボキシル基を結合した粒子径の均一なポリスチレン・ラテックスミクロスフェアです。活性化によって共有結合によりタンパク質を結合することができます*3。
*2 Undyedと表示されている製品には、蛍光色素は含まれていません。
*3 タンパク質とポリスチレン・ラテックスミクロスフェアとの結合には、PolyLink Protein Coupling Kit(#24350)の使用をお勧めします。
特長
- 形状:2.5%固形分(w/v) 水性懸濁液
- 蛍光色素/平均粒子径の種類:製品の種類をご参照下さい。
- 適用:ニューロン逆行性輸送、食作用研究に有用で、細胞結合抗原のマーカーとしても使用できます。
追加しました。
Fluoresbrite Carboxylate Color Range Kits
6種類の蛍光色素をそれぞれ包含し、粒子表面にカルボキシル基を結合したポリスチレンラテックスミクロスフェアセットです。
特長
- 形状:2.5% 固形分(w/v) 水性懸濁液
- 蛍光色素/平均粒子径の種類:下表をご参照下さい。
- 包装:6×1 ml
キット内容
キット商品コードをクリックすると各キットの価格表がご覧いただけます。キットコンポーネントの●をクリックすると、キットコンポーネントの単品の価格表がご覧いただけます。
※キットのコンポーネントと単品の包装は異なる場合がありますので、単品の包装は価格表にてご確認下さい。各蛍光色素の蛍光顕微鏡の適合フィルターは「蛍光ミクロスフェアで使用されている蛍光色素の特長」でご確認下さい。
キット品名 | Fluorescrite Carboxylate Color Range Kit (商品コード) |
|||
---|---|---|---|---|
色素名 | 励起波長(nm) | 蛍光波長(nm) | Ⅰ(18326) | Ⅱ(19839) |
273 | 273 | 354 | ● | ● |
BB | 360 | 407 | ● | ● |
YG | 441 | 486 | ● | ● |
YO | 529 | 546 | ● | ● |
641 | 641 | 662 | ● | ● |
763 | 763 | 820 | ● | ● |
平均粒子径(μm) | 1.75 | 約0.50 |
追加しました。
Fluoresbrite Carboxylate Size Range Kits
蛍光色素YG(Yellow Green)で5種類の平均粒子径のカルボキシル基を粒子表面に結合したポリスチレンラテックスミクロスフェのセットです。
特長
- 形状:2.5% 固形分(w/v) 水性懸濁液
- 蛍光色素:YG(Yellow Green)
- 蛍光波長:励起 441 nm/蛍光 486 nm
- 適合フィルター:FITC
- 平均粒子径の種類:下表をご参照下さい。
- 適用:タンパク結合分析、細胞トレーサー、フローサイトメトリー、食作用研究など
- 包装:5×1 ml
キット内容
キット商品コードをクリックすると各キットの価格表がご覧いただけます。各平均粒子径をクリックすると、キットコンポーネントの単品の価格表がご覧いただけます。
※キットのコンポーネントと単品の包装は異なりますので、単品の包装は価格表にてご確認下さい。
品名 | 商品コード | 平均粒子径(μm) |
---|---|---|
Fluoresbrite Carboxylate Size Range Kits Ⅰ | 21636 | 0.10, 0.20, 0.50, 0.75, 1.0 |
Fluoresbrite Carboxylate Size Range Kits Ⅱ | 21637 | 1.75, 2.0, 3.0, 4.5, 6.0 |
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Fluoresbrite Protein Conjugated Microspheres
蛍光色素を含み*4、表面にStreptavidin、Biotin、ProteinA/G、抗マウス/ウサギIgG抗体を結合させた、粒子径の均一なポリスチレン・ラテックスミクロスフェアです。
*4 Undyedと表示されている製品には、蛍光色素は含まれていません。
特長
- 形状:1.25%固形分(w/v) 水性懸濁液
- 蛍光色素/平均粒子径の種類:製品の種類をご参照下さい。
- 適用:微量の特定抗原の検出や除去などに使用できます。
追加しました。
Fluorescent YG Superparamagnetic Microparticles
蛍光色素(YG)を含み*5、表面をポリスチレンコートした磁性ミクロスフェアです。
*5 Undyedと表示されている製品には、蛍光色素は含まれていません。
特長
- 低密度(2 g/cc)で長期間保持できます。
- 表面が均一でコーティングに適します。
- 粒子表面は受動的吸着または共有結合に適しています。
- 水性懸濁液に適合します。
- 粒子からの鉄の浸出はありません。
- マグネットによる分離により反復遠心分離は必要ありません。
- 平均粒子径の種類:製品の種類をご参照下さい。
- 適用:細胞分離、免疫アッセイ、タンパク質のコーティング
追加しました。
蛍光ミクロスフェア受託製造
Polysciences社では、20年以上のポリスチレン・ラテックスミクロスフェア製造の経験と70種類以上の蛍光色素により、カタログ製品にない様々な仕様のミクロスフェア、また受託製造にご対応いたします。詳細は当社受託・特注品担当までお問合せ下さい。
追加しました。
蛍光ミクロスフェアFAQ
Q-1:Fluoresbriteミクロスフェアには何種類の色素がありますか?
A-1:製品の種類をご参照下さい。
Q-2:粒子濃度はどのくらいですか?
A-2:以下の計算式で概算できます。
1 ml当たりの粒子数=6W×1012/ρ×π×φ3
W=ラテックス中のml当たりのポリマーのグラム数(0.025 g:2.5% solid latex)
φ=ラテックス粒子の直径(μ)
ρ=1 ml/g当たりのポリマー密度(グラム数)(ポリスチレン:1.05)
Q-3:ミクロスフェアはどのくらい安定ですか?
A-3:有効期間は1年です。全てのFluoresbrite製品は、4℃冷蔵、暗所で保管し、凍結を避けて下さい。ミクロスフェアはバイオサイドや安定剤を含まない蒸留水の懸濁液で出荷されます。長期保存の場合には、バイオサイドの添加をお勧めします。
Q-4:Fluoresbriteミクロスフェアはどのように製造されていますか?
A-4:溶媒膨潤と色素取り込みを利用してポリスチレンベースのミクロスフェア内部を染色します。
疎水性の高い色素(BB、YG、PC Red)は、水性環境中で粒子内に残留し捕捉されます。YOは、わずかな水溶性を有しているため、激しい洗浄により漏出することがあります。
Q-5:タンパク質をFluoresbriteミクロスフェアに結合できますか?
A-5:Fluoresbriteミクロスフェアは内部が染色されており、粒子の表面はタンパク質の吸着や官能基を介した供給結合を妨げません。DNAをポリスチレン粒子に結合します。COOHマイクロスフェアへの共有結合方法の詳細はこちらを、ポリスチレンミクロスフェアへのタンパク質の吸着方法の詳細はこちらをご覧下さい。
Q-6:Fluoresbriteミクロスフェアをフローサイトメーターの校正に使用できますか?
A-6:Fluoresbriteミクロスフェアは、フローサイトメトリーのスタンダードとして長い歴史を有しています。ベース粒子の製造者だけでなく蛍光色素の革新者として、機器の製造元にもフローサイトメーター調整用に適した粒子をご案内しています。また、フローサイトメーターでプレスクリーニングし、校正用の品質を検証済みの特別な校正グレード粒子もラインナップしています。当社では、Polysciences社の姉妹会社のBangs Laboratories社のフローサイトメトリースタンダードも取り扱っています。詳細は、当社テクニカルサポート(試薬担当)までお問合せ下さい。
Q-7:Fluoresbriteミクロスフェアを食作用または逆行性輸送に使用できますか?
A-7:はい、均一な粒径のポリスチレンミクロスフェアは細胞相互作用に最適です。強い蛍光によって識別が容易に行え、ポリススチレンは細胞接着の生物学的に活性な表面として長期間認識されます。2種類の異なる蛍光ミクロスフェアを用いることで、1回の研究で2つの集団を追跡できます。詳細はこちらの食作用と微粒子のテクニカルデータシートをご参照下さい。
Q-8:ミクロスフェアを含む組織を包埋できますか?
A-8:ラテックスミクロスフェアは非包埋のカバースリップモノレイヤー、固定または未固定の凍結切片、パラフィン切片およびグリコールメタクリレートキットにおいて、光学顕微鏡によって観察されます。パラフィン切片では、通常の有機溶媒はミクロスフェアを壊すので、洗浄および脱パラフィンに必ずn - ブチルアルコールをご使用下さい。Epon20とSpurrs21におけるTEM包埋では、強い有機溶媒を避けることが成功につながります。
Q-9:Fluoresbriteミクロスフェアの他の適用にはどのようなものがありますか?
A-9:以下に示したような用途での使用が報告されています。
- サブミクロン粒子の検出補助
- 冠動脈流の可視化研究における放射性標識マーカーの排除
- 細菌輸送の模倣研究
- 特定の粒子を摂取した細胞のトラッキング
- 2種類の異なる蛍光でタグ付けした細胞株のトラッキング
- 紫外部から近赤外までの励起波長の粒子製造能力による新しい蛍光顕微鏡技術の開発
追加しました。
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表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。