pSKAN Phagemid Display System
掲載日情報:2008/02/18 現在Webページ番号:2777
未知の有用なリガンドや様々な阻害物質の検索などに威力を発揮するディスプレイシステムです。
pSKANファージミドは、ファージの外殻タンパク質(pIII)と、6~8アミノ酸残基から成る超可変ループを挿入したヒト膵臓トリプシン・インヒビター(PSTI)との融合タンパク質(PSTI-pIIIM13)を発現します。超可変ループには、アミノ酸配列がランダムに異なるHyA(n=8)、HyB(n=7)、HyC(n=6)の3種があり、ランダムな合成ヌクレオチドの導入により、>107の変異体を含むライブラリーが得られます。目的の標的分子と特異的に結合する変異体はパニング法により選択できます。
このシステムは従来のFabファージミドシステムに比べ、より多く(3×107個以上)のライブラリーを含みます。また、変異体の選別・増殖が可能で、塩基配列から結合部位のアミノ酸配列を知ることもできます。

pSKANファージのハイブリッドタンパク質
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特長
- 超可変ループのフレキシビリティーが低く、構造が厳密なため、解離しにくくなっています。
- リガンド選択のために、3種(HyA, HyB, HyC)の異なったpSKANライブラリーが含まれています。
- E. coli WK 6 λ mutSのλプロモーターが受ける強力な抑制作用により、ライブラリーは安定です。
■抗体作製に対するメリット
- 取り扱いが簡便で、迅速(3週間)です。
- 動物や組織培養が不要です。
■免疫グロブリンに対するメリット
- 接近しにくい小さな陥入エピトープも標的になります。
- 抗体と異なり一価のため、高い選択性が得られます。


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価格
[在庫・価格 :2025年04月25日 20時55分現在]
詳細 | 商品名 |
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文献数 | ||
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pSKAN Phagemid Display System (3×1ml) |
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[在庫・価格 :2025年04月25日 20時55分現在]
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