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Couplage SANH/SHTH Kit
掲載日情報:2008/02/18 現在Webページ番号:2703
アブジェント /
ABGENT
[メーカー略称:ABG]
ペプチド、タンパク質、糖鎖、DNA, RNA などの様々な生体分子同士をヒドラジン基とアルデヒド基を用いたHydraLink テクノロジーで簡単かつ迅速に架橋できます。反応基を導入した生体分子は、保存した後でも架橋形成に用いることができるため、マレイミド基-チオール基、ビオチン-アビジンなど従来の手法よりも優れています。SANH(Succinimidyl 6-Hydrazinonicotinate Acetone Hydrazone)または SHTH(Succinimidyl 4-Hydrazidoterephthalate Hydrochloride)によりヒドラジン基を導入するキットがあります。
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特長
- 反応は溶液中で安定に行われ、高い選択性をもち、非特異的結合を引き起こしません。
- DTT などの還元剤が不要なため、生体分子の不活性化が抑えられます。
- サブユニット間の架橋が起こりません。
- 固相合成法において、オリゴヌクレオチドにアルデヒド基、またはペプチドにヒドラジン基を導入することもできます。
- 反応基の導入効率を比色により定量する試薬(4-nitrobenzaldehyde, 2-hydrazinopyridine・2HCl)およびクエンチング試薬(2-sulfobenzaldehyde)が含まれています。
- SANH により生体分子に導入された 2-hydrazinopyridine はアセトンヒドラゾンとして保護され、弱酸性条件下で迅速に、安定な bis-aromatic hydrazone を形成します。脱保護処理は不要です。
- SHTH により生体分子に導入された 4-hydrazidoterephtalate はbis-aryl hydrazide を形成し、SANH よりも安定した反応基導入生体分子を作製できます。
- SFB(Succinimidyl 4-Formylbenzoate)により benzaldehyde を生体分子に導入します。
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原理

生体分子中の 1 級アミンにヒドラジン基またはアルデヒド基を導入する。両試料を混合することにより、脱水反応が起こり、ヒドラゾンを介した架橋が形成される。
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適用例
タンパク質-タンパク質 | タンパク質-酸化糖タンパク質 |
タンパク質-オリゴヌクレオチド | ペプチド-オリゴヌクレオチド |
タンパク質-ペプチド | オリゴヌクレオチド-オリゴヌクレオチド |
タンパク質-糖鎖 | 生体分子-蛍光標識試薬 |
ペプチド-キャリアータンパク質 | 生体分子-支持体(ビーズ、ガラス、シリカ) |
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キット内容
- SANH(#KT1000a のみ)
- 4-nitrobenzaldehyde
- SHTH(#KT1000b のみ)
- 2-hydrazinopyridine・2HCl
- SFB
- 2-sulfobenzaldehyde
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価格
[在庫・価格 :2025年04月26日 00時00分現在]
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Couplage SANH Kit |
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この製品の取扱は終了しました | 0 | ||
Couplage SHTH Kit |
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[在庫・価格 :2025年04月26日 00時00分現在]
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