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生体膜特化活性をもつペプチド Penetratin Peptide

掲載日情報:2015/08/11 現在Webページ番号:2465

Penetratin はショウジョウバエの Antennapedia のホメオドメインに由来する 16 アミノ酸のペプチドで、エンドサイトーシスとは異なるエネルギー非依存的な機構により生体膜を透過する活性を有しています。
したがって、本ペプチドと目的のペプチドやオリゴヌクレオチドを結合させることにより、これらの結合体を効率良く細胞内に導入できます。

特長

  • ジスルフィド結合によりペプチド/オリゴヌクレオチドを Pen-etratin に結合できます。また、細胞内へ導入された後はジスルフィド結合が還元され、Penetratin は遊離します。
  • 神経細胞、アストロサイト、筋細胞、また各種培養細胞株(例:NIH3T3, CHO, PC12, HaCaT, SKOW-3, IGROV, P815, D2-1, E36)などへの導入が確認されています。
  • 100 アミノ酸以下のペプチド、55 mer 以下のオリゴヌクレオチドを細胞に導入できます。

ペプチドの場合、チオール基を有する必要があります。オリゴヌクレオチドの場合、あらかじめ末端をチオール化する必要があります。

Penetratin とペプチドまたオリゴヌクレオチドの結合様式

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Activated Penetratin 1 Peptide
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