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メーカー：	Horizon社Dharmacon製品 OriGene Technologies
	Horizon社Dharmacon製品(メーカー略称：DHA)のRNAiコレクション，cDNAコレクション，Yeastコレクションなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら OriGene Technologies社(メーカー略称：ORI)のTrueClone / TrueORF / TrueORF Gold cDNAクローンなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら
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HOME > 試薬 > 遺伝子工学 > 遺伝子工学用一般試薬 > 核酸保存 > RNAstable

RNAを室温で保存できる試薬 RNAstable

掲載日情報：2017/08/24 現在Webページ番号：1127

バイオマトリカ /
Biomatrica, Inc.
[メーカー略称：BMT]

室温条件下でRNAを安定化できる合成ポリマーです。チューブ／プレートタイプおよび液体タイプの製品があります。チューブ／プレートタイプの製品は、RNAstableがあらかじめ分注され、乾燥した状態で含まれています。液体タイプのRNAstable LDは、試料RNAに必要量を加えて使用します。室温でのRNAの長期保存、室温でのRNAの輸送に最適です。

※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

RNAstable Tube Kit(#93221-001)

RNAstable 96-Well Plate Kit(#90221-001)

RNAstable Test Kit(#93220-001)

特長
使用例
操作方法概略
Application notes
価格
関連製品

特長

RNAstableとRNAの混合液を、乾燥させるだけで保存用RNAを調製できます。
チューブ／プレートタイプの製品は、試料RNAをRNAstableチューブ／プレートに加えて使用します。液体タイプのRNAstable LDは、試料RNAに必要量を加えて使用します。
ピコグラム単位から100μgまでのRNAを保存できます。
RNAの分解を最小限に抑え、長期間（年単位）安定に保存できます。
RNAstableに保存したRNAは、蒸留水や、その他のバッファーを加えるだけの簡単な操作で、高収率に回収できます。
RNAstableから回収したRNAは、定量的RT-PCR、Bioanalyzer（Agilent Technologies社）やマイクロアレイによる解析、エンドポイントPCR、cDNA合成および逆転写反応にそのまま使用できます。
RNAの室温輸送にも使用できます。ドライアイスを用いる必要がないため、発送コストを抑えることができます。
保存可能なRNA量：≦100μg（100μl以下）

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使用例

RNAを保存しているRNAstableの電子顕微鏡像

熱に安定なRNAstableがRNAをガラスの殻のように取り囲み、RNAを分解から防いでいる。

本製品で保存したRNAと未処理のRNAを50℃で4か月保存した。未処理のRNAは完全に分解していることが分かる。右端は－80℃で保存したコントロール。

本製品で室温、14日間保存したRNAと、コントロールとして－80℃で保存したRNAをBioanalyzer（Agilent Technologies社）で比較した。本製品で保存したRNAが分解していないことが分かる。

各条件で保存したRNAを2100 Bioanalyzer（Agilent Technologies社）で比較した。
A：コントロールとして－80℃で保存、
B：RNAstableを使用し室温で29ヶ月保存、
C：RNAstableを使用し45℃で29ヶ月保存（RNAstableの室温で12年間保存に相当）

Lane 1：－80℃で保存したRNA、Lane 2：RNAstableを使用し室温で29ヶ月保存、Lane 3：RNAstableを使用し45℃で29ヶ月保存。
本製品で保存したRNAが分解していないことが分かる。

RNAstableを使用し室温で保存したtotal RNAは追加精製ステップしなくてもマイクロアレイで遺伝子発現解析できる。

RNAstableを使用して室温または45℃で29ヶ月保存後のtotal RNAを解析した。コントロール：－80℃で保存したtotal RNA。
A：total RNAの電気泳動像
B：各条件で保存した試料3種類ずつを用いて、One-Step RT-PCRで18S rRNAを増幅し定量した。
C：各保存条件の試料からのtotal RNAの回収レベル(pg)。

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